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真田直和

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真田直和(さなだなおかず) / 特定社会保険労務士

真田直和社会保険労務士事務所

コラム

求人は求める人物像を具体的に表現する!

2022年2月28日

テーマ:人事制度

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 採用力採用支援

株式会社識学が「中小企業の中途採用に関する調査」を行い、その結果を公表しました。
 全国の従業員数5人以上300人未満の企業の経営者・正社員の20歳~59歳の男女で、
直近3年間に自社の中途採用に関わった方300人の結果をまとめたものだということです。

調査結果のポイント


Q:あなたがお勤めの会社で、中途採用の選考で重視することは何ですか?
・コミュニケーション能力がありそうか   76.1%
・協調性がありそうか           55.2%
・誠実性がありそうか           51.7%
・主体性がありそうか           44.4%
・チャレンジ精神がありそうか       44.4%
・自社での適正              41.3%
・動機・意欲               39.0%
・資格・スキル              38.6%
・経歴                  33.2%
・前職での実績              31.7%
・自社で活躍するイメージが湧くか     23.9%
・働き方の希望              17.4%
・給与の希望               11.6%

Q:中途採用を始める際に、採用したい人物像や雇用条件としてあ


・求める人物の人柄・性質    64.7%
・これまでの経験・実績     55.0%
・持っているスキル・能力    54.7%
・自社で出してほしい結果    26.0%
・想定報酬           16.0%
・目安としての年齢       12.3%

上記はどれも重要な要素ではありますが、数字が高い項目ほど抽象的な項目ばかりです。
たとえば、「コミュニケーション能力がありそうか」や「求める人物の人柄・性質」をより具体的な事例や行動で表現することが、相手に伝わりやすいと思います。

「当社では〇〇するような方がコミュニケーション能力があると判断します。」や「〇〇のような活動をされてきた方が求める人物です。」という具合です。

中途採用に関わった経験の中でこれまでに「こんなはずではなかった」と感じた経験がありますかとい質問で、「ある」と回答した方が75.7%もありました。
上記のように具体的に表現することで、このようなミスマッチを減らすことができると思います。
「いい人そうだったのに」「やる気がありそうだったのに」のような抽象的な判断だけではなく、その判断するための具体的な事象や行動を確認することが必要だと思います。

調査結果の詳細は下記でご覧いただけます
https://c.bme.jp/91/266/6106/88105

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