人材獲得と人事評価制度はセットで考える
最近、「退職代行」という言葉をよく耳にするようになりました。
従業員が退職する際に、その従業員の代わりに退職の意志を会社に連絡するサービスです。
このサービス会社から連絡があると、一方的に退職の意志を伝えられます。
会社が状況確認や会社の意向を伝えることが難しいようです。
そして、それ以降は本人と連絡がつかないことも多いです。
実際、そのようなケースを経験された企業様はこう言っていました。
「とんでもない話だ!最後ぐらい、自分で退職届を提出するのが常識だろう!」
納得です。しかし、最近はここで少し考えるようになりました。
元従業員の方はなぜその手段を選択したのか?
退職を決意するまでに何かあったのか?
仮に元従業員に何かあったのであれば、その手段を選択することも考えられます。
対面でも礼儀を基本とする文化がまだまだ一般的です。
しかし、採用活動、労働条件の通知などインターネットやメールの利用が当たり前の時代。
退職などの本人の意志表示もこれまでと違った手段でも良いのかも知れません。
一番大切なのはコミュニケーション。
メールやLINEでもコミュニケーションは取れますね。