部下のミスを減らしながら自信も育てる|ほめ育でつくる「信頼される職場」の仕組み

道下真介

道下真介



こんにちは^^
ほめ育コンサルタントの道下真介です。

「同じミスを何度言っても直らない」
「気をつけて、と伝えるだけでは限界を感じている」

経営者や人事責任者の方から、こんなお声をよく耳にします。

実は、ミスが繰り返される本当の原因は、スタッフの気持ちや意識ではありません。

今日は、ミスが減らない組織に共通する構造と、それを人材育成に活かす考え方をお伝えします。


「気をつけよう」では変わらない、本当の理由


「もっと注意して」「ちゃんと確認して」

そう言い続けても、ミスが減らない。

そんな職場で起きていることは、スタッフの意識の問題ではありません。

「どうすれば防げるか」が言語化されておらず、個人の意志力に任されている状態が続いているのです。

意志力は、疲労やプレッシャーで揺らぎます。

どんなに真剣に取り組んでいるスタッフでも、社内に仕組みがなければミスは起きます。

これが続くと、スタッフは「また失敗してしまった」という感覚を繰り返し、やがて自信を失い、離職へとつながることもあります。


「仕組み」に置き換えると、何が変わるか


ほめ育の視点から考えると、ミスへの対処は「精神論」より「仕組み化」が先です。

スタッフに「最近、自分がやりがちなミスを3つ書いてみて」と問いかけることから始めます。

漠然とした「気をつけよう」は、行動を変えません。

でも「具体的な3つのミス」に落とし込むと、初めて対策が立てられます。

さらに、そのミスを防ぐための「完了条件」を決めます。

「作ったら終わり」ではなく、「作った→確認した→問題なし→完了」という流れを型にする。

これだけで、スタッフは「自分でできた」という小さな成功体験を毎日積めるようになるのです。


「できた」の積み重ねが、自信と信用を育てる


自信とは、自分をほめる量と、周りからのほめ言葉を受け取れる量の総量ではないかと、私は考えています。

「確認して、問題なかった」という体験は、自分をほめる積み重ねになります。

そして、上司から「最近ミスが減ったね」「仕事が安定してきたね」と認めてもらえると、その言葉も自信の総量に加わっていきます。

自信がつくと、スタッフは次の工夫を自分で考えるようになります。

それが、離職率の改善にも、業績にもつながっていくのです。


あなたの職場の「仕組みづくり」伸びしろ発見チェック


□ 「気をつけて」「確認して」という声がけが、指導の中心になっているかもしれない

□ ミスを防ぐための「完了条件」や手順が、まだ言語化されていないかもしれない

□ スタッフが「また失敗した」という感覚を繰り返していることがあるかもしれない

□ 上司がスタッフの「改善・成長」を言葉にして伝える機会が、少ないかもしれない

□ ミスが減らないことを、スタッフの意識や姿勢の問題として捉えてきたかもしれない


当てはまる項目が多いほど、それだけ伸びしろが大きいということ。
決して悪いことではありません。

組織の規模や文化によって、どのタイミングで・誰から・どう始めるかは、それぞれ異なります。
自社に合った仕組みを設計するには、現場の状況を踏まえた個別の視点が必要です。

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ミスを減らすことは、スタッフを責めることではありません。
「できた」を増やし、自信と信用を育てていくこと。
それが、ほめ育の目指す人材育成のかたちです。

あなたの組織に、「できた」があふれる日が、きっと来ます。

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道下真介
専門家

道下真介(ほめ育コンサルタント)

株式会社Torus

ほめる習慣を組織に根付かせる「ほめ育」コンサルティングを展開。社内のほめる基準となるほめ育コンピテンシーを明確にし、ほめる基準とほめて育てる文化を組織に根付かせ、人材定着や業績向上のサポートをします。

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