中小企業の知財戦略
企業が、社外に技術を募集し、それを積極的に取り入れる動きを、「オープン・イノベーション」といいます。昨今、この動きが日本でも見られるようになってきました。
特に、早くから「オープン・イノベーション」に取り組んでいる業界は、製薬業界です。
この業界は、研究開発に必要な投資額が大きく、よい薬が発見できる確率、つまり投資効率が高くありません。このご時世、とても自社だけで、研究開発ができる余裕がありません。
そこで、社外に研究成果を募集します。もちろん、報奨金も付けます。このような、動きをしている企業に、塩野義製薬があります。
塩野義製薬は、この10月1日にプレスリリースを発表し、海外と国内の研究者に向きけて、研究成果の募集を始めました。報奨金は、 最大 1件当たり1500万円/年です。
まさに、オープンイノベーションの世界が、進行しつつあります。
弊社が、開発した、クラウドソーシング型技術開発支援サイト
KNOW-MA
は、まさにこの動きに呼応したものなのです。