表示に関する登記と権利に関する登記。

不動産登記の役割。

不動産登記は二つの大きな役割を担っていると思います。

一つは、不動産の物理的状況を国が把握し、これを下に
固定資産税、都市計画税等を課すなどの行政的な役割
となります。
そのための登記を「表示に関する登記」といいます。

そしてもう一つは、不動産取引の安全と円滑を図るため、
その不動産は誰が所有し、誰が抵当権者か等の権利関係
を公示する役割となります。
そのための登記を「権利に関する登記」といいます。

端的にいえば、表題部にされた登記を「表示に関する登記」、
権利部にされた登記を「権利に関する登記」といえます。


登記事項証明書。

○岡山市　不動産コンサルタント　宮本裕文
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