賃貸不動産の仲介と管理、そして家主の誤解。
機能性に不満。
LIXIL住宅研究所の調べでは、賃貸住宅に住む既婚女性の75%が
賃貸住宅の機能性に不満をもち、その35%が引越しを考えている
とのことです。ほぼ不満があると言っても過言ではない気がします。
また、具体的な不満は「上階の足音や声が響く。」「壁が薄く隣室や
外の音がうるさい、また自室の音ももれる。」とのような防音・遮音に
関することがほぼ半数で、断熱効果や湿気に関する不満も上位を
占めています。
この傾向は、築年数が増すごとに比例する傾向にありますが、防音
や遮音に関する不満は築年数が浅くても上位となります。
そして、賃貸住宅を選択する要因の上位は「風呂とトイレが別室。」
「内装がお洒落。」「ベランダ・バルコニー付。」「駐車場がある。」などと
なります。さすがに防音は住んでみないと分かりませんが・・・。
最近では、高所得者の女性をターゲットとした賃貸住宅(マンション)
も増えています。
しかし、最新の賃貸住宅も5年経過すれば普通の賃貸住宅となり
、10年経過すれば古い賃貸住宅となります。・・・そして・・・。
収益不動産のフロー時期とストック期間は、オーナー(家主)の最大
の決断ととなります。
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