「私がおかしいのかな」と思わされる4つの会話パターン

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:コミュニケーション

夫婦で会話をしているとき
なぜかいつも

「私が悪いのかな」
「私がおかしいのかな」

と感じて、モヤモヤする・・・

そんなことありませんか?

そんなとき
もしかしたら、

「ガスライティング」が
起きているのかもしれません。




●「ガスライティング」とは?

最近「ガスライティング」についての
質問をよくいただきます。

聞いたことがない方も
いらっしゃると思いますので
ざっくり説明すると

「ガス燈」という映画が語源で、

夫が妻を精神的に支配し、
追い詰める手口のことです。

現実をゆがめて伝えることで

「自分の感覚や記憶がおかしいのかも?」
と思わせ、

相手の自信を奪い、
支配しやすくする心理操作をします。



●典型的な4つのパターン

よくあるガスライティングの
典型的な4つのパターンをご紹介しますね。

たとえば、妻が
「昨日の言い方、きつかった。傷ついたよ」
と夫に言った場合です。

(1)事実を否定する

「え?そんな言い方してないよ。
勘違いじゃないの」

「記憶力、大丈夫?」


(2)感情を否定する

「そんなことで怒るなんて、おかしいよ」

「被害妄想じゃないの?」

「ちょっと神経質だよね」


(3)人格の話にすり替える

「君は昔からそういうところ、あるよね」

「だから、友だちがいないんだよ」

「そんなだから、
仕事も続かないんじゃないの?」


(4)周囲の評価を利用する

「みんな、君のこと
少しおかしいって言ってるよ」

「ふつうは
そんなふうに感じないよ」



●ガスライティングされると、どうなる?

こういうことを言われ続けると

「私の受け取り方がおかしいのかな」
と感じ始めます。

特に、相手から自信満々に
きっぱりと言われると、

自分の記憶や感情に
自信がなくなってしまうものです。

これが続くと、
自分の感じたことよりも
相手の言葉を信じるようになります。

自分の記憶力、判断力、感じることに
自信がなくなってしまうんですね。

そして、
自分が現実に感じていることに対して
自分で信頼できなくなります。

自分の「現実感覚」が
壊されていくんですね。

こんなふうに
「自分の感覚は間違っていて、
夫の言うことが正しい」

と信じ込むようになり

だんだんと夫の言葉や思考に
支配されてしまうんです。



●まず、気づくことから

こういう心理操作というのは

じつは仕掛ける側も、自分で気づかずに
行っていることが多いんです。

だからなおさら、仕掛けられる側は
自分が操作されている、支配されていることに
気づくことができず

「私がおかしいんだ」
「私が悪いんだ」
と、自分でも自分を追い詰めてしまいます。

だから、大切なのは
まず「現状に気づく」ことです。

相手との関係性の中で、一度でも
「あれ?私がおかしいのかな」
と感じたことがある方は

本当に自分がおかしいのか、

それとも、おかしいと
「思わされている」のか、

確認してみることが大事です。

といっても、自分ではなかなか
判断が難しいと思います。

もし今、
「これって私の思い込みなのかな」
「私が気にしすぎなのかな」

と迷っているなら、
一度、第三者と一緒に整理してみませんか?

まずは、こちらで
状況を聞かせてくださいね。

一緒に考えていきましょう。



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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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