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年末のご挨拶

下田茂

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テーマ:一息

 今年も残すところ数日となりまりました。2024年も様々な出来事がありました。
 以前から指摘しているように、今は、80-100年周期で発生する「時代の大転換期」にあると思っています。2024年は、この「時代の大転換期」を象徴するような年でもありました。しかし、これで終わりではなく、まだまだ転換トレンドは続くと思っています。
 特に、印象に残るのは「日本のEV化の遅れ」と「SNSの浸透」がありました。
 日本のEV化の遅れに関しては、最近、日産とホンダの経営統合のニュースがありました。理由はいろいろと云われていますが、個人的には、経営統合を決断するほど、経営者層は相当な危機感を感じているのではと思っています、
 今年4月のコラムで、14億人が共産主義下で進歩する中国の「BYD」は非常に脅威であり、日本も油断していると、周回遅れから更に遅れてしまう虞れがあると書きました。
 「EVは停滞している」などと言われていますが、世界全体では、現在も着実にEVシフトが進んでいます。
 また、EVシフトと並行してSDV技術も急速に進展しており、この面では、日本は圏外に追いやられていると言われています。中国と米国では、いわゆるロボタクシーが無人タクシーとして普通に走っています。
 一方、「SNSの浸透」は、良くも悪くも社会の構造を変えてしまいました。選挙の直接的な「投票」に対して、SNSのいわば間接的な「投票」によって選挙結果が左右されるようになっています。個人レベルでは犯罪等も頻繁に発生しています。
 まさに「個」の時代に入っていると感じます。このような社会現象は、ますます増加していくのでしょうか。個人個人にとって、「本質を見抜く力」がいままで以上に問われていくと思っています。
 この一年についての個人的な感想を書きましたが、その他、トレンドの流れの変化は、「政治」,「戦争」,「気候」,「値上」など、まだまだたくさんあり、時代の大転換期に直面していることは間違いないように感じています。
 さて、このコラムも、毎月一回の更新を心掛けてきましたが、弊所における多忙な状態を考えると、クライアントの皆様に、これ以上、ご迷惑をお掛けすることはできず、少しでも時間を確保したい思いから、来年からは、このコラムの更新を、隔週或いは不定期の更新にしたいと考えていますのでよろしくお願いします。
 最後に、本年もいろいろとお世話になりありがとうございました。インフルエンザもかなり流行っているとのこと、皆様には、ご健康にご留意され、よいお年をお迎え下さいますようお祈り申しあげます。

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下田茂
専門家

下田茂(弁理士)

みらい国際特許事務所 長野オフィス

個人から企業及び大学発明まで幅広く対応し、高い特許登録率を維持しています。持前の知財センスに基づき、特許権や商標権の取得はもちろんのこと、依頼者に満足して頂けることを第一に、広く深くアドバイスします。

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