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下田茂

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下田茂(しもだしげる) / 弁理士

みらい国際特許事務所 長野オフィス

コラム

「時間」の概念は存在するのか?

2016年1月23日 公開 / 2021年1月22日更新

テーマ:一息

コラムカテゴリ:法律関連


 遅くればせながら、あけましておめでとうございます。本年も皆さんにとって良い年でありますようお祈り申し上げます。
 新しい年になりました。ちょっと一息ついて、知財から離れてみたいと思います。昨年のコラムで、「結果が先-原因が後」の関係が成り立つとすれば、「時間の概念はなくなる」と書きました。一昔前では、バカなことを言うな!といわれそうですが、今は、大学でも異次元の世界を真剣に研究している時代になりました。
 私は、「時間は存在しない」との考えは十分に成り立つのではと感じています。もし「時間は存在しない」ということが言えれば、「引き寄せの法則」や「予言」などの不思議な現象の多くは説明できるからです。
 「時間は存在しない」という考え方は、「無限」の考え方から導くことができると思います。例えば、テレビや映画の動画は、一枚の静止画を次々と再生することにより成り立ちます。我々が今生きている世界(アナログ(いわば動画))は時間軸の入った四次元空間ですが、停止した一つの静止空間(デジタル)では時間は存在しません。
 一方、無限の数の静止空間を、無限に短くした時間間隔でつなげていけば、四次元空間が成り立ち、反対に、四次元空間を、無限に短くした時間間隔で切り抜いていけば、無限の数の静止空間を得ることができます。
 ところで、ミクロの世界(素粒子)やマクロの世界(宇宙)は、人間には理解が困難な「無限」の世界が当てはまります。今、この無限の宇宙に、異次元を含め、様々な静止空間が「無限に出来上がっている」と仮定します。そして、我々は、無限に短くした瞬間瞬間に、次々と自分の意志で静止空間を選択していると仮定すれば、結果的に四次元空間が成り立つことになります。
 この場合、宇宙には時間の概念がなく、単に我々自身が経過を感じているに過ぎません。そして、人によって、時間を長く感じたり速く感じることは、人により選択する間隔がそれぞれ違うことを意味します。
 解りにくいとは思いますが、要は、時間という概念は存在せず、瞬間瞬間に、我々が自分の意志により静止空間を選択した結果の連続が、目の前の現実の世界であるという考えも成り立ちます。
 言い方を換えれば、自分が望む人生は既に存在しており、それを謙虚に受け入れていく(選択していく)人と、人まね等を優先して自ら正しい選択をしない人が、それぞれの人生を送っていることになります。
 したがって、正しい選択(判断)を自らの意志で行っていく人にとっては、「引き寄せの法則」や「思考は現実化する法則」等が成り立ち、「自分の夢」を実現していることを意味します。
 未知のものを信じる心(謙虚な心)を持ち、その上で「正しい思考(判断)」を心掛ければ、本来は、誰でも自分の望む「良き人生」を歩むことができるよう宇宙の法則はできていると思っています(正月早々ちょっぴり拙い哲学者になってしまいました(^_^;))。

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