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下田茂

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下田茂(しもだしげる) / 弁理士

みらい国際特許事務所 長野オフィス

コラム

時代の「大変換期」を如何に乗りきるか<6>

2020年9月12日

テーマ:社会情勢雑感

コラムカテゴリ:ビジネス

 今、80年歴史サイクルによる時代の「大変換期」に遭遇している可能性があるとして、<1>-<5>では、自分なりの見方を書いてきました。
 最近は、新型コロナウィルスの感染状況も、やや落ち着いている(?)印象がありますので、一息つく観点から改めて現状を振り返ってみたいと思います。
 新型コロナウィルスの蔓延による直接的な影響は、飲食業や観光業等にとって深刻な問題ですが、様々な対策等も含め、感染の落ち着きとともに、徐々にではありますが、影響は緩和されて行くように見えます。
 一方、改めて現状を見ると、様々な分野の「大転換」現象は、着実に進んでいるようにも見えます。つまり、「大変換期」のトレンドは、新型コロナウィルスによってもたらされる直接的な影響に加え、トリガ(誘因)としての作用による間接的影響も大きく、「大変換期」は、歴史的なトレンドサイクルに沿って進んでいるように感じています。
 私の場合、仕事柄、今までは、会務としての委員会に出席するため、開催日には、新幹線により東京に出向いていました。また、各種研修などは、主に東京(都市部)で開催されるため、出席できる回数は、東京(都市部)の人達に比べ、現実的に限られていました。
 しかし、現在は、「Zoom」等の使用により、委員会は、Web会議形式により、また、研修は、Webセミナー形式により行われ、これらに関しては、東京(都市部)と地方の差が無くなっています。
 新型コロナウィルスの出現により、今までは、“当たり前”として捉えていたことが“実はそうではない”という状況になっており、本質的な部分がはっきり表面化していると感じています。
 今後は、「Zoom」等のWebツールは、より進化していくことが考えられるため、このような社会的な傾向は、前進こそあれ、後戻りすることはないと思います。
 同様の傾向は、飲食業や観光業等にも現れており、例えば、飲食は、「おうち時間」を見直すキッカケになっているとともに、観光は、「キャンプ」や「近場旅行」などを見直すキッカケになっており、地方移住などを含めて複合的変化の兆候が現れています。
 このような新しい未来に向けたトレンドの中では、まさに「必要は発明の母」の言葉が機能し、「変化」にマッチングする新しい仕事或いは新しい仕事の形態を生み出すことが平常時以上に大きなプラス要因になると思っています。
 そして、このような各分野の転換現象は、必然的に、経済や政治等に波及して行くことになり、新型コロナウィルスの直接的及び間接的影響と共に、「大変換期」トレンドは、着実に進行していくのではと考えています。
 なお、新型コロナウィルスの状況は、日本ではやや落ち着いていますが、世界的には現在も蔓延中です。
 個人的には、日本における本格的な蔓延の第2波はこの秋から発生する可能性があると思っています。決して油断はできない状況にあり、より気を引き締めてこの秋冬を乗り越えたいと思っています。

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