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下田茂

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下田茂(しもだしげる) / 弁理士

みらい国際特許事務所 長野オフィス

コラム

無形資産(知的資産)の価値活用<2>

2020年3月14日 公開 / 2020年7月17日更新

テーマ:無形資産

コラムカテゴリ:法律関連

 今、世界は、パンデミックの状態にあり、新型コロナウィルスによる日本の景色も毎日毎日変化する大変な状況です。
 このような状況のため、前回の2月のコラムもそうでしたが、できるだけ現状を絡めた「無形資産」の価値やその重要性について触れたいと思っています。
 前回のコラムでは、目に見えるもの(有形資産)の資産価値に対する判断と、目に見えないもの(無形資産)の資産価値に対する判断は、人によって大きく異なるため、この結果は、個人個人の人生や会社の経営などにも大きく影響してしまうことを書きました。
 また、本年の1月のコラムでは、「時代の大変換期」と題し、宇宙の全ては、周期(波)により動き、現在は、80年歴史サイクルの「大変換期」に遭遇している可能性について書きました。そして、このような大変換期では、自然災害,政治,社会(経済)などの大変動が同時に起きると言う人も存在し、万が一のときに備えて用心するに越したことはないことを書きました。なお、この自然災害には、新型コロナウィルスの出現も含むでしょう。
 したがって、今回のような未知の事態に遭遇したときは、「目に見えないもの(無形)」に対する個人個人の価値判断力が大きく影響してしまうと思います。
 ところで、現在の状況を、今から約35年前に予知?している人がいました。「ウィルス」ではなく「大変換期」の予知になりますが、日本の医学博士、稲村博氏です。同氏は、東京大学医学部同医学科大学院修了の精神科医です。既に故人ですが、1985年に発行された著書「黙示録2025」の本の中で、精神科医の立場から現在を予想しています。
 この本において、80年歴史サイクルにおける前回の80年、つまり、明治維新から約40年後、さらに、そこから約40年後(前回の大変換期)の敗戦までの人々の状況を分析しています。そして、これと対比できる著書出版当時の若者は無気力(アパシー)に陥っており、そこから40年後となる2025年には、大変な危機に遭遇するとともに、その危機を乗り越えられるかを心配しています。
 今から約80年前の大変換期(1930年代)では、「世界大恐慌」が起きています。今回は、株価下落に伴う経済危機に加え、新型コロナウィルスによる影響が輪を掛けています。なお、新型コロナウィルスによる影響に、株価下落が輪を掛けているとは少しニュアンスが異なります。つまり、今回の状況は、「大変換期」が本質にあり、「ウィルス」はそのきっかけになっているのではと考えています。
 したがって、これからの時代は、今までとは反対となる異なる景色になることも予想され、このような時代を乗り切るためには、常日ごろから「目に見えないもの(本質的なもの)」の大切さを認識し、人真似や他人の指示を待つという姿勢ではなく、自らの「判断力」、つまり、動物の中で「人間」のみが備えている「思考力」を磨き、未知のものに対峙して行く姿勢が、ひじょうに重要な生き方になるのではと思っています。

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