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コラム
私をつけて表現する
2019年5月24日 公開 / 2021年2月26日更新
同じ内容のことを伝えているはずなのに、相手に届くときと、そうでないときがあります。
相手に届くメッセージ。
その手がかりは、「私」にあります。
人はとかく、「あなたは○○です」と伝えがちです。
例えば、
「何で言ってくれなかったの?ちゃんと報告してくれるかな」
は
「(あなた)ちゃんと報告してください」
というメッセージになっています。
「あなたは○○です」と押しつけられているように受け取ると、人は不自由を感じて息苦しくなってしまいます。
そこで、あなたの考えや気持ちを相手に伝えるときに、「私」をつけてみましょう。
例えば、
「話してくれてありがとう。早めに報告してもらえると安心できるよ」
は
「早めに報告してもらえると、(私は)安心です」
というメッセージになります。
これがプライベートなら、
「朝、ゴミを出しておいてくれる?」
に「私」をつけて表現すると
「朝、ゴミを出しておいてくれると、(私は)とても助かるよ」
となります。
「私は○○と思います」
「私は○○と感じました」
などを基本にして考えや気持ちを伝えるようにすると、受け止め方の違いによるお互いのストレスを軽減することができます。
相手に届くように、受け取ってもらえるように、「私」をつけて自分の考えや気持ちを表現してみましょう。
「『私』をつけると、どんなメッセージになりますか?」
ライフキャリアカウンセラー
折山 旭
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