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コラム

「抵抗するのか」「受け入れるのか」

2024年3月17日

テーマ:人材育成

コラムカテゴリ:ビジネス

受容

常識やモラルが消えることはあるのか?

普通に考えてもそれが消えるとうことは
ないだろう。

もし消えることがあるとすれば、それは
信念、価値観にひっついている想念の
エネルギーです。

別の言葉で言えば、それは「執着心」を
指します。

この執着心(囚われ)がとてもやっかいで
私達をいつまでも苦しめ続けます。

たとえば、「ミスをしない人間にならなけ
ればならない」という「執着心」を持って
いたとします。

ハッキリ言って、それは、土台無理な話だし、
そもそも周りにそのような人を見たことも
ありません。

正直言って、そんな執着心(観念)を持った
メンタリティーであれば、ミスを指摘した
相手に間違いなく怒りや敵対心を感じたと
してもあながち間違ってはないでしょう。

さらに、自己嫌悪感を引きずっていつまでも
悶々と過ごすことになりかねません。

もちろん、執着心をゼロにすることは不可能
でしょう。

しかし、常識やモラルのレベルまで落とす
ことは可能ではないでしょうか?

つまり、「できるだけミスはしない方が良い」
→(共有観念・常識)

とは言っても、どんなに気をつけてても
私はミスをしてしまう人間であるという
こと認める。
→(受け入れ)

そうなると、不思議とネガティブな感情も
和らぎ、むしろポジティブな感情として
捉える事も可能になります。

感情を受け入れ感じると花火のようにパッと
咲いて消えてしまう

つまり、過去との縁(執着心)がスパッと
切れるわけです。

結局のところ、抵抗するか、受け入れるか、
なんですよね。

だとすれば、感情自体に問題があるわけ
ではなく、その感情をどう扱っているか
の方がむしろ問題になるということです。

この記事を書いたプロ

内布誠

会社中をワクワクさせる人材育成(研修)のプロ

内布誠(ウチヌノ人事戦略事務所)

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