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コラム
旗の揺れを止めようなんて考えない
2022年12月4日
風が吹けば「旗は揺れるもの」です。
その旗の揺れをわざわざ止めよう
なんて事は誰も考えません。
しかし、これが対人の場合、
相手の心(気持ち)だったら
話は別です。
少しでも早く静めようと考える
わけです。
実は、それは間違った考え方かも
しれません。
なぜなら、風で旗が揺れるように、
心も縁(風)があれば揺れるもの
だからです。
また、それが正常な心の状態でも
あるわけです。
それに、その現象を捉えれば、
心も旗も同じと言えるかも知れ
ません。
もし、大切な人との別れ(という縁)
があったのに、心が全く動じという
なら一度、病院で見て貰った方が
いいのかもしれません(笑)。
そもそも、「心は揺れるもの」です。
ですから、抵抗せずにそのまま受け
入れる方がいい気がします。
つまり、言いたいことは、
「悲しい時は、大いに悲しみ」
「怖い時にはとことん怖がり」
「苦しい時はもがき苦しむ」
一切抵抗せずに、“揺れるがまま”に
任せてみるということです。
そうすると不思議なことに、
(心が)揺れている時間がいつも
より短いことに気づくはずです。
だとすれば、揺れを静めようすれば
するほど、むしろ心を長く揺さぶって
しまう原因になっていたということ
なんですね(苦笑)。
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