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コラム

真のリーダーは”決めないリスク”より”決めるリスク”を取る

2021年1月3日

テーマ:人材育成

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 人材育成 研修リーダーシップ スキル社労士 相談

リーダの役目とは?


リーダー

リーダーの役目の一つに日々のトラブル
解決がある。

悩ましい問題が起こった時、リーダーの
顔が明るいか暗いかでチームの雰囲気が
全然違ってくるものだ。

組織のトップとして、どんなに困難な
ことに見舞われたとしても太陽のように
ポジティブで明るくいることが大切だ。

そのためには、人と話すときは、努めて
笑顔でいることを心掛けることだ。

また、より良い仕事をするためにも
笑顔でいることの効能は驚くほど高い。

リーダーの態度がチームに伝染する


影響力

トラブルを前にしたとき部下は、
リーダーの一挙手一投足を注視する。

つまり、リーダーの態度がチームに伝染
するわけだ。

リーダーが、

・何をしようとしているのか?

・何を考えているのか?

・どういう気分なのか?

・どういうふうに振る舞うのか?

を明確にし表明することは、チームを
引っ張っていく上で非常に大事なこと
です。

リーダーの態度として求められるのは?


信念

リーダーの態度として求められるのは、
”決めないリスク”より、”決めるリスク”
を取れるかだ。

どんな職場でも想定外のトラブルが必ず
起こるものです。

そんな時、リーダーは、解決のための
判断及び決断を迫られるわけだ。

こんな時は、判断及び決断は早ければ
早いほど良い結果を生むことが多い。

もし、仮に即断したせいで判断を誤ったと
しても、誤りが判明した時点で、即座に
対処すれば、被害は最小限にとどめられる
はずだ。

むしろ、判断を躊躇して“決めない”ことに
よって生じる損害(傷口)こそ、最も
避けるべきことだ。

リーダーには、絶対できるという信念が必要だ


背中

リーダーには、他のメンバーの誰よりも
”絶対できる”と信じる心が必要だ。

そもそも、困難な状況の中でこそ、組織を
率いるリーダーとしての本領が試される
からだ。

リーダーとして最も大切な資質は、
才能というわけではないと思う。

それは、絶対にあきらめないという
信念であろうし、その信念がチームの
隅々まで行き渡らせることができる
リーダーシップであろう。

だとすれば、リーダーとなる人は、
誰もが厳しいと思う状況下であった
としても、誰よりもできるんだと
信じることができる最初の一人に
なれるかどうかではないだろうか。

そして、その信念をチームに浸透
させることができるリーダーシップ
を発揮できるかにかかっている。

つまり、言い方を変えれば、
リーダーの示す姿勢が、
声なき声となり、それを背中で
語れるか、伝えられるかどうかに
かかっているということだ。

それこそが、チームを引っ張って
いく原動力であり、
リーダーのリーダーたるあり方
ではないだろうか。

この記事を書いたプロ

内布誠

会社中をワクワクさせる人材育成(研修)のプロ

内布誠(ウチヌノ人事戦略事務所)

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