朗読ボランティア  「杜の音通信」(No.85)

長野淳子

長野淳子

テーマ:朗読

平成26年の9月から、月1回のペースで 朗読ボランティア に伺っている 「ギャラリー杜の音」



85回目 の令和4年11月は、以下の 3作品 を朗読しました。



① 紙芝居「じごくけんぶつ」
② 落語絵本「そこつ長屋」
③ 短編小説「果物屋のたつ子さん」

① 紙芝居「じごくけんぶつ」



じごく見物に出かけた「歯医者」と「軽わざ師」と「祈とう師」の三人組は、
えんま大王につかまってしまい、かまゆでにされそうになります。



なまけものだった3人が、それぞれ自分の特技をうまくいかして難を逃れます!



いろいろな役をこなして、楽しいお話に盛り上がった紙芝居
今回は、長谷さんが、臨場感たっぷりに披露してくれました。

② 落語絵本「そこつ長屋」

人間国宝・柳家小三治さんの古典落語が元になっている 落語絵本



軽はずみ、そそっかしい、という意味の「そこつ」
一人でも物語をかき回してしまうこの「そこつ者」が二人も出てきてしまうのだから、さあ大変!



そこつ者が、そこつな理屈で、そこつ者を説得する!
バカバカしいと思いつつ、妙に納得させられてしまうのがよけいにおかしく聞こえます。



いきだおれの遺体をめぐる演目ではありますが、あくまで小道具的に
ドライな扱われ方をしていて、恐ろしさはありません。

トンチンカンな「そこつ」ワールドを
今回は、ベテランの田中さんが、粋に気風良く表現してくれました。

③「1日10分のぜいたく」 より いしいしんじ : 作 「果物屋のたつ子さん」



全世界で聴かれている 「NHK WORLD JAPAN」 のラジオ番組で、
17の言語に翻訳して朗読された作品の中から、人気作家8名の短編を収録した一冊。



その中から今回は、いしいしんじさんの「果物屋のたつ子さん」を 朗読しました。



果物屋のたつ子さんと、貧しい画学生との心温まる物語。
杜の音の皆さんも、優しい笑顔で聞いて下さいました。



読んでいる間の 皆さんからの 「笑い声」 や、読み終わった後の 「拍手」
「楽しかった」 の声が 「朗読して良かった~」 と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも 「朗読ボランティア」 を続けていきたいと思っています。

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言葉には話す人の思いが宿ります。「生きた言葉」を日頃から使って、物事を人生をいい結果に導きましょう。ステージ・アップは、司会・朗読・講演・講座など様々なシーンに合わせて「生きた言葉」をお届けします!!

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