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コラム

ライブリーディング「ブーケ」出演者の声 ③ 

2020年2月16日 公開 / 2021年2月21日更新

テーマ:舞台・ステージ

コラムカテゴリ:くらし

令和元年 12月8日㈰ 14時から ホテルメトロポリタン仙台において
ステージ・アップ 主催の朗読会「ライブリーディング vol,8 ブーケ 」
~言葉をこころの窓にして~を 上演しました。



ステージ・アップではこれまで、
様々な楽器の演奏とのコラボレートや朗読劇などを行って参りましたが、
今回は、私が主宰するグループ 『ステージ・アップ』 の朗読メンバーと、
私が講師を務めている リビング仙台の 『大人のための朗読講座』 の受講生が一堂に会し、
一輪の花を 一本一本束ねて 「ブーケ」 にするように、
童話・エッセイ・短編小説・ショートショート・詩など、様々な作品をお届けしました。

今日は、出演者の声をお届けします。


③「君へ。」~伝えたい気持ち三十七話~ より (福山郁江)


一昨年に続き、2度目の出演で、今回、私が読んだ作品は
『君へ』 というエッセイから、「教えない」と言うタイトルでした。
この作品は「コミュニケーション」をテーマに、「伝えたい」という気持ちを綴った、
「ショートストーリー」です。



「おとこ、だけの、はなしがあるんだよ」
三歳の息子の口から、唐突に出た言葉。
「何だ?」 と聞くと、「ここじゃ、だめ、なんだよ」 と答える。



この話は、3歳の息子が、父親に 「男だけの話」 をするという内容の、
子供にとっては深刻な問題ながらも、とても可愛らしい内容で、父親の目線で書かれています。

私も息子がいるので、息子が3歳だった頃を思い浮かべて、
「この親子の様に信頼し合える父と子の関係が築けていけるといいなぁ」
という想いを込めて朗読しました。
私の想いが息子と夫に届いていたら嬉しいです。



親戚のおじも、はじめて聴きに来たのですが、
「朗読っていいもんなんだなぁ」 と言っていたようで、
いとこが 「自分の父親にこういう心があったのか、、」 と驚いていたようです!



この作品に出会わせてくれた長野先生に感謝いたします。
また、ご一緒させて頂いた出演者の皆様、会場の運営をして下さった皆様お世話になりました。



そして、お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
これからも、小学校での読み聞かせ など、様々なシーンで朗読を続けていきたいと思います。
          
当日の詳しい模様は、こちらをご覧ください!
「朗読会に参加して」  (福山郁江)  
https://www.stage-up.info/contents/cat9/post-125.php

この記事を書いたプロ

長野淳子

生きた言葉のプロ

長野淳子(ステージ・アップ)

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