「お茶会での朗読」
平成26年の9月から、月1回のペースで朗読ボランティアに伺っている 「ギャラリー杜の音」
3月は、以下の4作品を朗読しました。
① 川端 誠 作 「風来坊」
② 河北新報社 編集 「ありがとうの詩」
③ 光原 百合 作 「星月夜の夢がたり」 より 「大岡裁き」
④ 向田 邦子 作 「眠る盃」 より 「味醂干し」
川端 誠 作 「風来坊」
「木彫りの風来坊」 とよばれるお坊さん。
お経を読んでいるのを聞いたことがありませんが、木彫りの腕は天下一品。
今まで、窮地を何度もこの腕で切り抜けてきたのですから。さて、こたびは――。
河北新報社 編集 「ありがとうの詩」
震災後に贈られたたくさんの支援に、感謝の気持ちを伝えようと、
河北新報社が 「ありがとうの詩(うた)」 を出版しました。
460作品もの応募の中から選ばれた、50作品がおさめられています。
光原 百合 作 「星月夜の夢がたり」 より 「大岡裁き」
遠い昔の思い出や、幼い頃に聞いたお伽噺、切ない恋の記憶......。
夢のかけらのような32篇の小さな物語を、ファンタジックなイラストで彩った本。
ミステリーの書き手としても注目される著者の、詩人、童話作家としての素顔の垣間見える作品集です。
向田 邦子 作 「眠る盃」 より 「味醂干し」
食いしん坊で有名だった向田邦子さん。
向田さんが好んだお料理は、決して手の込んだものではなく、平々凡々としたものばかり。
それが、向田さんの手で味付けされると、なんとも美味しげで、懐かしいものになります。
読んでいる間の 皆さんからの 「笑い声」 や、読み終わった後の 「拍手」
「楽しかった」 の声が 「朗読して良かった~」 と思う瞬間です。
そうした声を励みにして、これからも 「朗読ボランティア」 を続けていきたいと思っています。
当日の様子はこちらから http://www.stage-up.info/contents/cat9/-293.php