朗読劇 「悪女について」 仙台公演 ダイジェスト
10月26日㈰、仙台白百合女子大学の大学祭で 『赤毛のアン』 を朗読しました。
第49回 「白百合祭」 図書館企画 朗読会 「赤毛のアンの世界」
仙台白百合学園は、私にとって幼稚園~小学校時代の母校で、
その大学祭での朗読会は嬉しい限りで、私自身とても楽しみに伺いました。
『赤毛のアン』 は、先頃まで、NHKの連続テレビ小説 「花子とアン」 で
作品を翻訳した村岡花子の半生が紹介されたこともあり、あらためて注目されている作品ですが
アンと村岡花子には、不思議なほど共通点があります。
そこで今回は 「赤毛のアンの世界」 と題して
『赤毛のアン』 の朗読に加え、作品の中に登場するすてきな言葉の数々や、
『赤毛のアン』 が、村岡花子によって翻訳されるまでの経緯や、村岡花子の人となり
更に、彼女が書いた童話 『黄金の網』 などを紹介しました。
また、朗読会の最後に、矢野竜弘さんの詩 「当たり前のこと」 を全員で一緒に朗読しました。
当日は、可愛らしい白百合の幼稚園生をはじめ、小学生や保護者の方々、
そして一般の方々に大学の学生さんや卒業生まで30数名の方が参加して下さり、
皆さんとても熱心に耳を傾けてくれました。
参加して下さった皆様から
☆ 心にす~っと入ってくるすてきな声でした。
☆ 声の種類が豊富で、聴いていて楽しかったです。
☆ 言葉の大切さを、あらためて実感しました。
☆ 声の幅が広くて、ただの読み聞かせでなく、引き込まれるようでした。
☆ 私も子供たちに『赤毛のアン』を読んであげようと思いました。
☆ いつか、大学に朗読の研修会で来て頂けたらと思います。
☆ 詩の朗読で改めて学ぶことがあり、勉強になりました。
☆ 詩を一緒に読むのも楽しかったです。
☆ プロの朗読を聴けて良かったです。
☆ すてきな企画をありがとうございました。
などなど、様々な感想をはじめ、
☆ 言霊という日本語は、人間の言葉の(人格的な)力を表しているものと思いますが、
『赤毛のアン』 の朗読では、目の前に映像を観るように感じられ、
その、言葉が生きて語られるあの場で、『当たり前のこと』 の詩の朗読をいっしょに声に出した時、
言葉は、言葉にならないものとなって、心に迫りました。
神さまから授けられた賜物を、キチンと生かしていらっしゃる長野さんだからこそ
できるお仕事なのだと思いました。
という言葉も頂きました。
朗読会にお越し頂きました皆様、そして図書館の皆様、本当にありがとうございました。
皆様から頂いた笑顔や、励ましの言葉を糧にして、
これからも様々な作品を朗読していきたいと思います。ありがとうございました。
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