やっぱり 「人は見た目が9割」? (その2)

長野淳子

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テーマ:講演会・セミナー・講座

先日ひとつの講演会に伺いました。

演題は 「人は見た目が9割?~コミュニケーション力を磨こう~」
講師は、ミリオンセラー 「人は見た目が9割」 の著者 竹内一郎 氏。

竹内先生は、横浜国立大学教育学部心理科卒業後、演劇の世界に入り、作・演出を担当。
筆名 (さいふうめい) で発表した 『戯曲・星に願いを』 で、文化庁・舞台芸術創作奨励賞佳作を受賞。
また、漫画原作 『哲也 雀聖と呼ばれた男』 で講談社漫画賞を受賞しています。

『演劇』 と 『漫画』 というジャンルを超えた活動を続けていく中で、
言葉以外の 『非言語コミュニケーション』 の重要性に気づき 『人は見た目が9 割』 を出版。
112 万部のミリオンセラーとなりました。 

「人は見た目が9割?」 というタイトルもさることながら、
「芝居」 に少なからず興味がある私としては 「劇作家」 であり 「演出家」 であるというところにも、
大いなる興味を持って講演会に伺いました。



『見た目を磨くこと』 とは 『内面を磨くこと』
「それが、コミュニケーション力をアップすることにつながっている」 と語る竹内先生。
そんな先生のお話の中で、今回心に残った 「言葉」 があります。



「目前心後」


これは 「世阿弥」 の言葉で、
そのまま解釈すれば 「目で前を見て、心で後を見る」 ということになりますが、
竹内先生は 「前だけでなく 5メートル後ろにいる人に
自分の後ろ姿がきれいに映っているかどうか、気を配ることも大切。
これは、綺麗な姿勢を保つうえでも、実際に役立ちます」 とおっしゃいました。

更に、もっと深い意味で言えば
「目に見えることだけではなく、目に見えない部分も大事」 とも受け取れます。
まさしく 『見た目を磨くこと』 とは 『内面を磨くこと』 とつながっているのではないでしょうか。


今回の講演会では 「新たな発見」 はもちろん、
自分が日頃意識していることや、伝えていることの 「確認」 もできたような思いがして
とても興味深く、充実した時間になりました。

更に 「声」 を使う仕事をしている私としては、
先生の 「声は見た目よりものをいう」 という本も、読んでみたいと思いました。





私自身も、様々なシーンに合わせた講座を、随時ご希望に応じて開催しております。

◆第一印象を 良くしたいという方に   「好印象学講座」
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どうぞ、ご遠慮なくご相談くださいませ。


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