伊藤俊輔プロのご紹介
「お金にもセカンドオピニオンを」を信条に相談対応に尽力(2/3)
シンプルで分かりやすい相談で年金のほか生命保険、住宅取得、相続関連にも対応
伊藤さんは、シンプルに分かりやすく納得してもらえる相談がモットー。年金をはじめとした社会保険制度全般以外にも、確定拠出年金・資産運用・生命保険・住宅取得資金計画・相続関連の相談など幅広く対応できるので、常にいろんな相談が舞い込んできます。伊藤さんはそれをとても嬉しく感じているそうです。
「FPって、どんなことをしているのか、実際曖昧なイメージだと思うんです。『お金』についてのプロフェッショナルであることは確かです。ご自身でいろいろと勉強されて資金計画を立てる方も増えてきていますが、ご自身で考えられたプランを専門家にチェックしてもらいたいという依頼もあります。もちろんその際、FPを頼ってくだされば良いのですが、その前の段階からどんな些細なことでもまずお話をお聞かせいただければ、さまざまなケースをご提示したうえで柔軟な提案やアドバイスができると思います」
多く対応する相談として、「ねんきん定期便」を基に将来受け取る見込みの年金額を試算し、一覧表にして説明。受け取り額が想像以上にしっかりしていることに安心されたり、反対に貯蓄を増やす必要性を感じていただけることもあるそうです。
また、ご主人を亡くされた奥さまから、お子さまの教育費と今後の生活費について相談を受けた例。受け取る年金は「遺族基礎年金(国民年金部分の遺族保障)」と決定書が出ていましたが、調べてみると「遺族厚生年金(厚生年金部分)」も支払われると判明。単に条件が見逃されていたのですが、額にして年約63万円。一生涯受け取れる遺族保障があるのとないのとでは、人生にも大きな違いが出てきます。
この相談で伊藤さんは公的な保障としての年金の大切さと、相対して話を聞く「相談」の重要さを痛感。さらに信条とする「お金にもセカンドオピニオンを」の大切さを実感したとお話されました。
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