京都市「がん検診」2018年

伊藤俊輔

伊藤俊輔

テーマ:時事ネタ

 京都市民しんぶんに掲載されていました。

180601
 町内会などで回覧されているセット検診の案内もあったかと思います。

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 今回、初めて確認したのが「胃がん層別化検診」です。
 (おそらく2017年度からあったとだと思いますが昨年は案内そのものを見逃してしまっていました)

 受診する年の12月31日時点の年齢が40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳に限って、しかもこれらの年齢を通じて1回のみ受信が可能です。

 京都市のwebサイト、京都市胃がんリスク層別化検診(ABC検診)によると、バリウムや胃カメラではなく血液検査ですので、身体的・心理的な負担も小さくて済むかと思います。

 血液検査でピロリ菌抗体検査ペプシノゲン検査の2つを実施です。
 これは気軽に受診できて良いと感じます。

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 言葉は選ばないといけませんが、がんになってしまうのはどうしようもないことなんだと思います。

 がん検診を受診しているからといって必ずしも早期に発見できるわけでもありません。
 でも、なってしまったのならできるだけ早く見つかるほうが良いです。これは絶対です。

 早く見つかる可能性を上げるには検診を受診する以外にありません。
 ぜひがん検診の受診をお勧めしたいです。

 このコラムを読んでくださっている京都市以外にお住まいの方々におかれましては
 「がん検診 〇〇(自治体名)」で検索してみてください。
 必要な情報にたどり着いていただけるはずです。

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 そして、ファイナンシャルプランナー(FP)の立場として知っておいてもらいたいのは、いざというときに備えた緊急予備資金の考え方です。

 「がんへの不安の解消 = がん保険への加入」が唯一の答えではありません。

 何に備えたいのか、どういった備え方があるのか、備えることが目的になってしまっていないか、公的な保障はどうか、保障と貯蓄のバランスは、不安なことが起こったときにどうするのか。

 FPのカバー範囲は広いです。
 社会の制度や仕組みのこと、お金や金融商品のこと。

 気軽に質問できたり相談できたりする、金融商品の提案や販売に偏りすぎていないFPをぜひ身近で見つけてもらいたいです。



<過去参照コラム>

・じぶん保険と緊急予備資金
 http://mbp-japan.com/kyoto/money-2nd/column/4367/

・ファイナンシャルプランナー(FP)の役割とは
 http://mbp-japan.com/kyoto/money-2nd/column/12286/

・京都市「がんセット検診」2016【申込期間6/1~】
 http://mbp-japan.com/kyoto/money-2nd/column/16239/


 ご意見・お問い合わせはこちらから。
  https://mbp-japan.com/kyoto/money-2nd/inquiry/personal/
 日々をつづった日報はブログにて。【2009年9月より更新中】
  http://kyogokudemachifp.blog14.fc2.com/

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 http://money-2nd.com

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