運転には「備え」が大切です

笠中晴司

笠中晴司

テーマ:時事ネタ「交通事故」

今年は,例年以上に雪,それも積雪が多いような気がします。

そして,繰り返されるのが,積雪での「交通マヒ」のニュース。

詳細はわかりませんが,多くは,積雪を予想していなかったドライバーが,タイヤチェーン等の「備え」なく運転したために
動くことができなくなったことがきっかけのようです。

これは,雪に対する「備え」の大切さを示していると思いますが,運転にはすべてにわたり,
「備え」が必要でしょう。

つまり,事故の発生を防止するための「備え」としては,周囲に対する安全確認であるとか,不規則な動きをする他の車両や歩行者等への注意,また,当然のことですが,自身の体調管理が大切です。

また,事故が起きた時の「備え」としては,自動車保険(任意保険)です。

何回か,ご紹介しているかと思いますが,任意保険では,相手に対する補償はもちろん,自身を守るための保険が付帯されているものがあります。

自身の車両の損害を補償する「車両保険」はよくご存じかと思いますが,それ以外にも以下のいろいろな特約があります。

相手が無保険の場合,相手から受け取ることができない賠償を,自身が契約している保険が代わって補償してくれる「無保険車特約」。

自身の過失がある場合も,過失に対応する部分の補償を,自身の保険がしてくれる「人身傷害補償特約」。

相手との交渉がうまく行かない時に,弁護士に委任して解決をしようとする場合に,弁護士費用を一定金額まで負担してくれる「弁護士費用補償特約」。

「備え」の大切さは,世の中のすべてのことに言えるとは思いますが,色々な危険を抱える自動車の運転には,「備え」は必須と言えると思います。

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笠中晴司
専門家

笠中晴司(弁護士)

丹波橋法律事務所

大学卒業後,民間企業(地元銀行)で10年間勤務。その後,志をもって弁護士を目指し,弁護士になってから丸17年の経験を積みました。経験に基づく,バランス感覚は,他の弁護士より優れていると自負しています。

笠中晴司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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