相手を非難する前に、自分の力をつける。

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション



他人と較べられるのがイヤなら、相手の土俵にあがるのではなく、自分の土俵で勝負すればいい。

「Major」という野球マンガをご存知でしょうか?
1994年から2010年まで少年サンデーに連載されて、アニメ化もされたマンガです。
主人公が、さまざまな挫折を経験しながらも、不屈の精神と仲間の存在で、メジャーリーガーに駆け上がっていく野球マンガです。

私は昔からこのマンガが好きで、中でも印象に残っているシーンがあります。
ある格上チームとの試合で、自チームの守備力の弱さをついて、相手チームがバント攻撃をしてきます。相手のバントを防ぐためにいろんなトリックプレーで乗り切る主人公に対し、相手チームのエース、眉村は、バントできないような豪速球を投げる。

「バントなんてセコイ真似をしてくるから、こっちはそれに対応している」と嘆く主人公に、その眉村が
「バント攻撃してくるから、何なんだ?バントがイヤならさせなければいい。バントできないような球を投げればいい。そんな球も投げられないのに、偉そうことを言うな」
みたいなことを言い放ちます。

相手を非難する前に、自分の力をつけろ、という話。

このマンガを読んだのは20代30代の頃で、当時は「かっこいい」と思うだけでしたが、今では、仕事もそうだなと思います。
他人のことをごちゃごちゃ言う前に、まずは自分。

また、アドラーの自己決定性にも通じると思います。
相手が◯◯したから、◯◯と言ったから、状況的に仕方ない、できる環境じゃない、
これらはすべて、自分以外のものに自分の意思、感情、行動が左右されていることになります。

自分の意思感情行動の決定権が自分にない。
私は、アドラーを学んで以来、自己決定権を取り戻しました。
誰がなんと言おうと、どう思おうと関係ない。
私の意思感情行動を決めるのは私です。

とはいえ、私も人間ですから、人から言われたことに、感情も動きますし、反論もします。
でも、最終的に決めるのは自分。
自分の人生の主人公は自分です。
自分の人生のシナリオを決めるのは自分です。

自分で決めて、結果の責任も自分でとる、それが人生だと、アドラー心理学に気付かされました。
仮に、自分の意図しない行動を強いられたとしても、最終的にそれに従って行動するなら、それは自分の決定です。
本当にイヤなら拒否すればいい。
上司の命令だから仕方ない?
そう思い込んでいるだけ。
本気で自分の思う通りにしたいなら、どうすれば上司を納得させられるか考えればいい。

それがどうしてもできないなら、仕事を辞めたっていい。
今の世の中、生きていく方法はいくらでもある。
そう思えば、一度本気で説得してみたり、方法を考えてたりできるはず。
アドラーよりも前に、Mejorの眉村の言葉がいつも頭にあります。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチングコミュニケーション研修により、社内コミュニケーションの円滑化、人材定着率や顧客満足度向上、事業成長に繋げます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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