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コラム

なぜコーチングなのか

2022年8月4日

テーマ:コーチングコミュニケーション

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修人材育成 研修コーチング やり方

少し前にあった、顧問先での会議のこと。

会議が始まる前の雑談で、バイクの話になります。

だいたいどこでも言われるのが、

「今日もバイクですか?」

もう、こんにちは、とか、お世話になります、くらいの自然に言われる一言。

その時は、そこから教習、屋根付きバイク購入の話になり、


「周りは皆、いっそのこと車にすればいいのに、って言います」

と言うと、

顧問先の部長さん
「私もそう思います。でも、それくらいバイクが好きなんですね」

と、言われました。

乗り替えを検討し始めてから、バイクの話をしたほぼ全員から、車にしたらいいのに、って言われ続けていて、

それに対する合理的反論、
つまり「なぜ、車ではなく、屋根付きバイクに乗り替えないといけないのか」ばかり伝えてきました。

でも、理由はもっとシンプルで、バイクが好きだから。

私自身も忘れていたことを、部長さんが言葉にしてくれたことで、ハッキリと気がついた。

「しなきゃいけない」からやっているのではなく、
「したい」からやっている。

コーチングがなぜ現代社会で取り入れられているのかは、ココにあります。

価値観の多様化が極限まで進み、何が正解か誰にもわからない時代。

私たちが仕事をする理由、

その仕事を選んだ理由、

家庭をもつ理由、

パートナーを選ぶ理由、

子どもを産む理由、

生きる理由、

ありとあらゆるものに理由づけがなされ、
それに対して他の誰かがジャッジをする。

そんな時代だからこそ、

「本当はどうしたいのか」を、他人からの押し付けではなく、

自分の内にあるものに気づくこと。

それが、コーチングなんだと思います。

今は、この相棒と一緒に全国走り回っています。

この記事を書いたプロ

太田英樹

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹(株式会社インサイトハウス)

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