話すが苦手なら「聴く」
他人対して、あれができていない、もっとこうすべきだと指摘したり、
陰口したりするのに、自分ができていないことは認めないとか、
気づいていない人、みなさんの周りにいませんか?
あるいは、他人の事情には全然配慮しないのに、
自分の事情は押し付けてくる人も。
私の周りにもいますし、もしかしたら、私自身がそうなのに、
気づいていないかもしれません。
ほとんどの人は、「自分だってできていない」と口では言うものの、
本気でその視点で自分の思考言動をチェックしてはいません。
というよりも、なかなか自分目線ではそういうものは気づけません。
私に対して
「アドラーがどうのこうの教えている研修講師のくせに、自分ができていないじゃないか」
と思っている人もいるかもしれません。
一応、私はアドラー流を実践しているつもりですが、
他人がどう見るかはその人次第なので、私にはわかりません。
結局のところ、どこまで行っても「思い込み」の域を出ない、ということ。
ある研修では、ミラーセッション、というペアワークをやります。
2人でペアになり、お互いに相手のダメなところを指摘し合います。
相手へのダメ出しを目の前でするので、
ものすごく嫌な気持ちになるワークです。
なので、私の研修ではやりません。
ただ、このワークの意図は、
その、出てきた相手へのダメ出しは、実はすべて自分の悪いところ、
というものです。
人は、自分のダメなところが、相手に投影されて、
それに嫌悪感を示している。
という心理に基づくワークです。
「あの人って、他人への配慮が全然ないよね」
と思うのは、私自身が配慮していないことの表れ、ということ。
なので、研修でもよくお伝えしていることですが、
私は、すべては思い込み、私の頭に浮かんだことすべてが思い込み、
と思うようにしています。


