フレイルと舞台俳優【すぐに話せる「笑いと健康」ミニエピソード13】
「すぐに話せる『笑いと健康』ミニエピソード」シリーズでは、笑いと健康に関するトピックについて、オチのある小噺風の短いエピソードを掲載しております。もし気に入った内容があれば、地域の皆さんの前でお話しください。
今回のお話は、健康や生きがいづくりとも関連の深い地域づくりに関して、私が実際に活動を行っている人から聞いたお話をベースに創作しました。
地域づくりは声かけから
先日、地域活動について考える研修会に参加した際に、実際に活動をしている人から体験談をお聞きしました。
もしご近所にトラブルを起こしている高齢者がいたら、どのように声をかけるでしょうか。
多くの人は、「なぜそのようなことをするのか。」と質問しがちですが、あまりよいアプローチではないのだそうです。むしろ最初はあえて直接トラブルの原因には触れず、お茶会などの集まりに誘ってみます。徐々に打ち解けてきて自然と相手から問題について語り始めるようになったら、トラブルは解決に向かうことが多いのだそうです。
もちろん、すべてのケースが上手く行くとは限りません。すぐにでも専門家の介入に委ねた方がよいケースもあります。その一方で、最初からドライにならず、寄り添うことも大事だということを改めて学びました。
合理的に割り切れるのがビジネスのかんじょう(勘定)
合理的には割り切れないのが人のかんじょう(感情)
です。
定年退職を機に地域活動に参加する人も多いです。ビジネス的な考え方から徐々に切り替えていくことが、長く活動を続けていく秘訣に違いありません。
※すぐに話せる「笑いと健康」ミニエピソードは他にもあります。
フレイルと舞台俳優【すぐに話せる「笑いと健康」ミニエピソード13】
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5078953/
長寿社会のヒントは毎回同じ芸にあり。その心は?【すぐに話せる「笑いと健康」ミニエピソード14】
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5079523/
定年退職とお年玉付き年賀はがき【すぐに話せる「笑いと健康」ミニエピソード15】
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5079610/
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