寝室リフォーム:方位と西日に気を付ける
愛車を風雨や日光から守るカーポート
「車を雨ざらしにはしたくないけれど、ガレージまでは・・・」という方にカーポートの設置をおすすめします。
カーポートは柱と屋根だけの駐車スペースなので、車庫よりも手軽で、手ごろな価格で設置することができます。
しかし、あるとないとでは大違いですので、新車を購入した機会に、あるいは洗車の手間を省くため、駐輪場も兼ねて、などいろいろな理由で取り入れられています。
雨だけではなく、紫外線や霜・雪の対策としても有効です。また、物干しや物置など、多機能に使える点も魅力です。施工店に相談する前に、まず、現状の不満点と、カーポートをどのように使いたいかをまとめておきましょう。
カーポートのタイプと屋根の素材
カーポートのスタイルは、屋根の支持方法でおもに2つのタイプに分けられます。
片流れタイプは、左右どちらか片側の柱に付いた梁で屋根を支えます。乗降の際、柱が邪魔にならず、デザイン的にもスッキリして見えます。
2つ並べて設置する「合掌」、縦に並べる「連棟」などの形をとることも可能です。
両側支持タイプは両側の柱で屋根を支えます。左右対称になるので、安定感があります。また両側にパネルを取り付けることで、雨の吹き込みを防止することができます。
ポリカーボネート、スチール、アルミといった屋根材
屋根の素材として一般的なものは、ポリカーボネート、スチール、アルミの3つです。
ポリカーボネートは半透明のプラスティックのような素材で、紫外線をカットする特性があります。引っ張りの強さや衝撃への強さにも定評があり、熱線吸収機能、汚れ防止機能のあるタイプも提案されています。
スチールは鉄製で重量があるため、柱は両側支持でしっかりと立てる必要があります。その分コストはかかりますが、豪雪地帯や台風の進路となる場所など、強度が必要な立地には適しています。愛車を直射日光に当てたくない方にもおすすめです。
アルミも頑丈な素材です。スチールに比べて錆びに強く、遮光性、遮熱性に優れているので、海辺の家などに適しています。
多彩な商品がラインアップ、情報収集をしっかりと
どのタイプの形でどの素材を使うかは、家の立地条件や敷地のスペース、車の台数、大きさ、高さ、などを総合的に検討する必要があります。
メーカー各社からは多彩な商品が提案されているので、カタログなどで情報収集をしましょう。また住まいとマッチするカラーやデザインも考慮することをおすすめします。