自信のなさと不安を一緒にしない
他人の悩みには簡単に「アドバイス」することができるのに、
自分のことになると難しくないですか?
心配ごとをしている本人は、そのことに囚われているので視野が狭くなっているからです。
ですから、自分自身がどんな状況でいるのかをきちんと確認する必要があります。
自分自身を客観視するのです。
「メタ認知力」とも言われますが、自分の言動や状態を外側から見ることです。
客観視する方法として、
①確認の手段として、他人に相談してみる。
他の人に話を聴いてもらっているうちに、自分自身の状況を整理することができます。
この時の注意点は「愚痴」にならないということです。解決策があるという前提で聴いてくれる人に話しましょう。
②悩みを紙に書きだしてみる。
どういう状況で何に困っているのか、不安なことは何か、必要なことなど、書きだすことで、その状況を俯瞰することができます。
悩みを書いていると気づき、すっきりすることもあります。
③他人の視点を借りる。
「あの人だったらどうするのか」と第三者の視点を借りてみる。
想像の中であなた自身を応援してくれる人や、同じような悩みを乗り越えた人たちなら、
どう考え、どんな行動をするのか、を考えるのです。視点を得ることでヒントが得られることがあります。
人は成長していると必ず「問題」と出会います。
客観視することで「問題」が起こっても、冷静に対処することが可能になります。