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妊活で漢方が選ばれる4つの理由

田之上顕子

田之上顕子

テーマ:鹿児島不妊・妊活漢方の成功の秘訣

「病院に一生懸命通って妊娠できなかったのに薬局の漢方薬で大丈夫?」
「そもそも漢方薬って効くの?」
と思う方もいらっしゃると思います。
私は漢方薬の素晴らしさを知っていますが、漢方薬のことをよく分かっていなければ、当然ではないかと思います。

しかし、病院治療だけでは妊娠できなかった人が、漢方を利用することで妊娠・出産に成功する方はこれまでたくさんいらっしゃいます。
年齢的に間に合わない、遠回りしてしまった、もっと早く知っていれば良かったと後悔しないために、漢方についての正しい情報を発信していきたいと思っています。

漢方に対するイメージから、実際はどうなのかを一つ一つ説明していきます。
漢方薬のイメージ
1、副作用がない
2、即効性がなさそう
3、効くか分かりにくい
4、金額が高い


1、副作用がないという良いイメージですが、残念ながら、実際は報告があります。
重篤なものとして有名なものは、小柴胡湯という漢方薬で間質性肺炎になって死亡した例があります。
しかし、これが妊活で漢方を選ばない理由にはならないのでもう少し読み続けてください。

これに関しては、中医薬大学の教授がお話していましたが、
中国では小柴胡湯でこのような死亡例は中国では報告されてないとのことでした。
その理由は、日本と中国での漢方薬の使用法の違いとのことでした。

日本では、肝炎という西洋医学の病名があれば投与されていました。
一方、中国では肝炎という病名で小柴胡湯が投与されることはありません。
寒熱往来・胸脇苦満・食欲不振・口苦などの症状がある少陽半表半裏証のときに使用されます。
漢方薬は、西洋医学の理論でなく、中国医学の理論に従って使用することで、高い効果を発揮し、副作用が起こるのを防ぐことができます。
そのため、中国では、日本のような重篤な副作用報告がないのです。
中医学の教授がおっしゃてたように、
優しいイメージがある天然原料で作られた薬でも使い方が間違っていると、想像していなかったような副作用がでることもあります。

ちなみに、不妊で処方する漢方薬については、今のところ副作用の報告はありません。
理由は、販売する前に必ずカウンセリングをし、
全身の症状・基礎体温などから漢方的に原因を分析し、妊娠しやすい体質になるために最適なものを選択するようにしているからです。

続きは次回のコラムで

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田之上顕子
専門家

田之上顕子(薬剤師)

有限会社ナイスファーマシー さつま薬局

20年以上〝子宝アドバイザー”として不妊の悩みに向き合う、「バルトリン腺疾患」専門の漢方薬剤師。豊富な相談実績から、無理のない体づくりと心の重荷を降ろす取り組みをサポートします。

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