中医学での妊活中の秋の過ごし方のポイント
鹿児島も梅雨入りしました。
妊娠力をつけるために大切な梅雨時期の過ごし方を紹介します。
梅雨は、雨の日が続きジメジメして湿度が高い時期です。
中医学では、五臓のうち消化機能を担う「脾(ひ)」が疲れやすい時期だと考えられています。
湿気によって脾が疲れると、「食欲がない」「便が緩い」「体がだるい」「むくみやすい」「湿疹・体の痒み」などの症状がでてきます。
脾は、妊娠するためにも大切な臓器であり、子宮や卵巣を循環する血をつくったり、妊娠した後は、流産しないように赤ちゃんを支える為のエネルギーの源をうみだしてくれる臓器です。
脾が疲れていると、「妊娠しにくい」または「流産しやすい」体質になってしまいます。
脾を元気にするためのポイントを3つ紹介します。
1.食事はよく噛んで腹八分目にする。:脾の負担を減らすため
2.冷たいもの、生ものを控える:脾は冷えにも弱いので、できるだけ常温以上の温度のものを摂る
3.水分を摂り過ぎない:脾は湿気が大嫌い