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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

たまには優越感にどっぷり浸ったっていいじゃない!

2021年9月20日

テーマ:自己啓発

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 働き方改革マインドフルネスアンガーマネジメント

おはようございます。山本です。


今日は

「たまには優越感に
 どっぷり浸ったっていいじゃない!」

って話をしたいと思います。



優越感に浸っていると
「調子に乗っている」とか
「うわついている」とか
「天狗になっている」などと
揶揄されますが、

いいんです、喜んで。


だって、そのために
がんばっているんですから!


というと、
ちょっと言い過ぎですね。


でも、
僕たちは「できない」って状態から
「できる」って状態へ向かう習性があると、
アドラーは言っています。


僕たちは、自分の中に
相対的にマイナスな一面を
見つけるとそれをプラスに
持っていきたくなるんですね。


平たくいうと

「他の人はできるが、
 自分はできない」

という感覚、
つまり劣等感を感じると、
それを穴埋めしようとするってことです。




プラスの状態になるってことは、
「他の人はできないが自分にはできる」
って感覚になります。


これが優越感ですね。

なので、劣等感を感じても、
健全に努力してその穴埋めに成功すれば、
優越感を感じることもできるってことです。


ってことは、
優越感とはがんばった
ご褒美みたいなものですよね。


否定する必要はありません。


もちろん、
いつまでもそれにしがみついて
「俺はすごいんだ」
「私は特別なんだ」って
勘違いしないように
気をつけないといけませんね。



そこまで行くと
「優越コンプレックス」と言い、
他の人よりも優れていないといけないと
勘違いして、自分を
偽るようになってしまいますから。



うちには4人のこどもたちがいますが、
それぞれに夏休み前のテストでは
がんばったようです。


長男はクラスで自己最高の2位になり、
次男は高校初の定期テストで
100点満点を含む
クラストップの成績を納めました。



長男も次男も
ニコニコ笑顔で誇らしげでした。


でも、実は長男も次男も
中学校の成績はパッとしない感じでした。


つまり、どちらも勉強や
テストには劣等感を持っていたんです。


特に次男はがんばっても学力が伸びず、
受験にも失敗して勉強を諦めかけていました。


でも、高校に入学して、
周りの同級生よりも
自分の方が学力が高いことを知り、
勉強に打ち込むようになりました。



多分ですが、
受験に失敗して劣等感に
打ちひしがれた経験がなければ、
この反動はなかったと思います。



努力で劣等感を
穴埋めしていける自
信がついたのでしょうね。


頼もしい限りです。



知識や運動で
順位をつけるのは間違っていると
評論する人もいますが、
成長の原動力である劣等感を
感じるチャンスでもありますし、

その穴埋めを努力でしていく
モチベーションにもなります。


順位づけとも
うまく付き合っていけると
いいのかなって思うのです。



そして、優越感を感じた時には、
思いっきり浸って、
その感覚を味わって、
また次へのモチベーションに
していけばいいのかなって思います。



ただし、それに囚われて、
図に乗って、人間関係において
順位づけをするような
勘違いはしないでおきたいものですけどね。



がんばった結果をきちんと認めて、
次の劣等感の穴埋めに向かう。



その繰り返しが
人間的成長につながるんだと思います。


さて、あなたは今日、
何をがんばりますか?


どの劣等感を埋めにかかりますか?


ってことで、今日はおしまいです。

この記事を書いたプロ

山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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