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《薬(化学薬品)、増やしたくない》

佐藤宣幸

佐藤宣幸

テーマ:《漢方の知恵袋》

《今以上、薬を増やしたくない!》

抗ガン剤
※抗ガン剤治療中の方からの御相談=「これ以上、薬を増やしたくない」と。

{治療開始後、基準値を逸脱した血液検査値}

血液検査

  • ①AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP値のAST(GOT)値とγ-GTP値が高くなった
  • ②クレアチニン(CRE)値が高くなった
  • ③eGFR(推算糸球体濾過量)値が低くなった
  • ④CRP値が高くなった
  • ⑤CK(CPK)値が高くなった
  • ⑥血糖値が高くなった
  • ⑦総蛋白(TP)値が下がった
  • ⑧A/G比が下がった
  • ⑨PLT(血小板)値が下がった
  • ⑩好中球(Neutr)値が下がった
  • ⑪赤血球数値が下がった
  • ⑫HCT(ヘマトクリット)値か下がった
  • ★尿タンパクが(+-)から(+)になった


{①から⑫の理由は?}

①=肝機能低下が心配
②と③=腎機能低下が心配、特にクレアチニン(CRE)値が(1.0)以上になるとeGFR値が一気に下がる事がありますので手当(補腎と活血化瘀)が必要。
④体内の火事=炎症度が高いことが懸念されます。
⑤CK(CPK)値が高い時にCKアイソザイムのCK-MB値が高いと心筋の負担度大が懸念されます。
動悸・息切れ・胸痛・不安感大などの不快感が感じられたら「鬼に金棒セット」がお薦めです。
⑥糖代謝が気になる時には「霊芝エキス」+「冬蟲夏草エキス」がお薦めです。
⑦と⑧は食べた物が効率よくエネルギーに変換出来ていない危惧がありますので五臓六腑の「脾」を元気にする方剤がお薦めです。
⑨~⑫こんな時には増血力を高めて血液の量と質を改善出来る動物性生薬「鹿茸」と「婦宝当帰膠」の併用をお勧めします。
★尿タンパク(+)には補腎と活血化瘀が基本対策です。

《抗ガン剤使用中に多い副作用の一つが「高血圧症」》

高血圧
※時に降圧剤使用中に血圧が高くなる事がありますが、肝腎要の負担増になりますので可能ならば今以上、薬(化学薬品)は増やさないことが寛容です。

《活血化瘀=血流改善はガン治療にも役立ちます》

{活血化瘀の方剤と言えばコレ↓}

冠元顆粒
※第二類医薬品イスクラ冠元顆粒の効能効果
中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症
頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸

{倦怠感の強い時には元気の気を補う「麦味参顆粒」と併用}

麦味参顆粒
麦味参顆粒
※第三類医薬品イスクラ麦味参顆粒の効能効果
次の場合の滋養強壮
虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期
※中医学的には「心臓のポンプ作用を強化する方剤」と言われています。

{頑固な瘀血対策には動物性生薬=水蛭(ヒル)エキスを併用}

※活血化瘀に繁用する動物性生薬
五浄心

※活血化瘀に繁用する植物性生薬
五浄心
五浄心
五浄心
五浄心

{正しい血圧管理}

五浄心 冠元顆粒
※基本的には自分の歳に90たしたのが歳相応と言われていますが、現実には老いも若きも上の血圧は(130以下)を目指しているようです。
この弊害は「高齢者の交通事故」・「認知症増加」と、社会が示していると思うのは当薬局の爺様薬剤師だけでしょうか。
何事にも『過ぎたるは及ばざるが如し』。

※抗ガン剤治療中の抗ガン剤の副作用による多様な不快感対策には化学薬品よりも漢方薬や自然の恵みエキスの活用が安心安全と思います。
※詳しい事は当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。
Mail=genki@sumirekanpou.com

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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