命を護る金の玉
《ABI(足関節上腕血圧比)を自己計測してみましょう》
※このタイプの血圧計ならば「腕」&「足首」の血圧測定可能です
※そして、同じ側の「足首の上の血圧値」÷「腕の上の血圧値」の値が「ABI(足関節上腕血圧比)」
※ABI(足関節上腕血圧比)が(0.9)以下だと「ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)」が懸念されます。
※血圧計がなくても左右の足を触ってみて!
《ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)とは・・》
※ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)とは、主に下肢の主幹動脈に全身の粥状硬化の一部分として血管内腔の狭窄または閉塞を来し、慢性の下肢の血流障害を呈する疾患です。
その発症要因としては他の部位の動脈硬化と同様に加齢、男性、喫煙、糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病などリスクファクターが関与しています。
《注目すべき「血液検査値」》
- 動脈硬化指数(AI)=(4↑)
- L/H比=(1.5↑)
- TG=中性脂肪値が空腹時測定で(150↑)
- FIB-4 index(脂肪肝指数)値=(1.3↑)
- eGFR(推算糸球体濾過量)値=(60↓)
- クレアチニン(CRE)値=(1.0↑)
- ☆四種類以上の「処方せん薬」を漫然服用中
- ☆喫煙習慣有り
- ☆晩酌している
- ☆糖尿病
- ☆高脂血症
- ☆痛風発作経験あり
《ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)の自覚症状》
※就寝中に下肢に疼痛発生・・、安静にしていたも痛~い!
※腰部脊柱管狭窄症でも発症する事がある「間欠跛行(かんけつはこう)」
☆間欠性跛行は下肢の閉塞性動脈硬化症の症状の1つである。
一定の距離を歩くと下肢にしびれや痛みが生じ、しばらく休むと痛みは去るが、また一定の距離を歩くと痛みが出現するのを繰り返すことをいう。
これは下肢の血管に動脈硬化が起こっていて血流が悪くなっているのが原因である。
歩行時の下肢の筋肉には、通常、安静時の10~20倍の血液を必要とするが、動脈硬化により血流が悪くなっているため、下肢の筋肉に十分な酸素が供給できず酸素不足を起こすため痛みが生じる。
《ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)に対する漢方的改善方策》
※ナニハサテオキ=「活血化瘀」
※活血化瘀とは、新陳代謝に不必要な汚い血液の塊=瘀血を解消して血液がイキイキと流れるようにすること!
※箇条書きの血液検査値や既往歴に一つでも合致していたら・・!
※第二類医薬品イスクラ冠元顆粒の効能効果
中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症
頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
※冠元顆粒の公式サイト
https://kangen.iskra.co.jp/
※頑固な瘀血改善には「動物性生薬」を併用します!
《水蛭(ヒル)エキス》
《上記の血液検査値が著しく悪い時・既往病が悪化中の時には》
※これらの動物性生薬に他の生薬エキスを加味した薬局サプリメントがあります。
☆参考価格=30日分60包入1箱≒39.000円(税込)程度。
《「痛み」は大きなストレス、心身不健康の大きな要因の一つ》
※飲んだら一時的に痛みが緩和するからとダラダラ漫然服用はアブナイ!
※腎機能が低下したら行き着くのは「透析センター」、動脈と静脈を一体化して透析となります。
スゴイ血圧の動脈と普通血圧の静脈を一体にする手術は難手術ですし高脂血症や糖尿病の方は閉塞しやすいので管理も大変。
《「健康長寿」の要は「活血化瘀」と「補腎」です》
※活血化瘀・補腎にも漢方薬や動物性生薬は効きます、その証は「血液検査値」をシッカリ管理していて下さい。
※詳しくは当薬局の薬剤師陣&臨床検査技師に御相談下さい(要予約)。