季節の変わり目に『金の玉』
《胸部の異変に・・・動物性生薬を!》
《このような方は「印籠薬」として動物性生薬を常に携帯を!》
※水戸黄門さんの時代、高価な動物性生薬配合の漢方薬は庶民には夢の世界。
高級公家とか高級武士なと限られた人達の命の綱でした。
現代でも一部の動物性生薬は高貴薬として価格が高騰しています。
※「命を護る金の玉」として昭和・平成・令和と漢方専門薬局で販売されていました「牛黄清心元」、とうとう完売となり今年の夏頃に価格改定(値上げ)となり登場予定です。
税込で10丸=38.500円から5.000円~6.000円程度になる予定だそうです。
それほど動物性生薬は価格高騰なのです。
※当薬局の爺様薬剤師は還暦過ぎた頃から出張時とか夏のゴルフ等の時、そして呑み会の時には、この「牛黄清心元」と「律鼓心」を携帯していました。
《心臓のために役立つ動物性生薬ってナニ?》
《牛黄》
《麝香(ジャコウ)》
《蟾酥(センソ)》
※シナヒキガエルの背中からの分泌液を干し固めたもの=特異的に心臓を元気にします。
《羚羊角(レイヨウカク)》
《これらの動物性生薬配合の漢方薬》
《牛黄清心元》
※今は幻の名薬となった「牛黄清心元」、かの韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」で一躍、韓国の伝統漢方丸薬が世界に知れ渡りました。
親が逝く時、「金の玉は飲ませたか」と訊かれて「否」と言ったら村八分?。
かつて「牛黄清心元」が安定供給されていた時、牛黄清心元をお買い求めの時に「4等分」と言われたら爺様薬剤師が専用器具で分割していました。
この専用器具、当薬局では先代・私・息子達と三代で使用していた逸品。
また使用できたてら嬉しい事です。
☆日本では「高血圧に伴う・・」という効能でしたが、韓国では「自律神経失調症」にも繁用されていました。
「気を整える作用」が芳香開竅薬には、あるからだと思います。
《律鼓心》=「スーパー救心」
※左の大きな金の玉が「牛黄清心元」、右の小さな金の粒が「律鼓心」。
《かつての「鬼に金棒セット」》
※「牛黄清心元」が安定供給時は「牛黄清心元+律鼓心」が「鬼に金棒セット」でした。
これは牛黄清心元には「蟾酥」が未配合、そして律鼓心には「麝香」が未配合でしたので、牛黄清心元と律鼓心を同時服用したら「鬼に金棒」となったのです。
※現行の「救心」=「麝香」は未配合!
※昔の救心、当に心臓を救う・・・。
しかし動物性生薬高騰のために現行の救心には「麝香」は未配合です。
《牛黄清心元が廃版の今、「鬼に金棒」セットは?》
{救心感應丸氣}+{律鼓心}
※牛黄清心元1丸には、及びませんが「救心感應丸氣」、上手に服用したら代替薬となります。
☆詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。
《動物性生薬配合の漢方薬を印籠薬として常備したい方は?》
- 血圧の薬を漫然服用中の方
- 高脂血症の薬を漫然服用中の方
- 糖尿病の方
- 高尿酸値の方
- 四種類以上の「処方せん薬」を漫然服用中の方
- 睡眠薬・安定剤を常用中の方
- 脈圧が60以上・平均血圧が90以上の方
- 末梢血流抵抗値(当薬局で測定出来ます)が高い方
- FIB-4 index値が1.3以上の方
- L/H比が1.5以上の方
- 動脈硬化指数(AI)が4以上の方
- eGFR値が60以下になった方
- クレアチニン(CRE)値が1.0以上の方
※漢方理論では
「心は君主の臓腑」・・心臓は殿様、家来(肝・脾・腎・肺)がシッカリしていたら安泰
「心は一人病まず」・・心臓以外の臓腑の影響をモロに受ける
「心は神明を主どる」・精神活動にも心は関与している
※四季のなかでは「夏」に心臓の負担が大きくなると説いています、今からシッカリと心臓を元気にしておきましょう。