《秋は『抜け毛』が増加する季節》
《尿検査》
- 尿タンパク
- 尿糖
- 尿潜血
- 尿沈渣
- 尿比重
《尿タンパク》
【基準値】陰性(-)
【異常があった場合に考えられる病気】
腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、糸球体腎炎など腎臓の病気
膀胱炎、尿道炎などといった尿路の異常
《尿糖》
【基準値】陰性(-)
【異常があった場合に考えられる病気】
糖尿病、甲状腺機能亢進症
《尿潜血》
【基準値】陰性(-)
【異常があった場合に考えられる病気】
急性腎炎、慢性腎炎、腎結石などの腎臓の病気や腫瘍
尿管結石、尿管腫瘍、尿管異物などの尿管の病気や腫瘍
膀胱炎、膀胱結石などの膀胱の病気や腫瘍
尿道炎、前立腺炎などの尿道の病気や腫瘍
《尿沈渣》
基準値】(全ての人に受けてもらう検査ではなく尿蛋白や尿潜血で陽性の時)
・赤血球…1HPFに4個以内
・白血球…1HPFに4個以内
・上皮細胞…1WFに1個未満
・円柱細胞…1WFに0個
・結晶成分…1WFに0個
・HPF:強拡大視野 WF:全視野
【異常があった場合に考えられる病気】
・赤血球の異常…急性腎炎、慢性腎炎、腎結石など
・白血球の異常…腎盂腎炎、膀胱炎など
・上皮細胞の異常…膀胱炎、尿道炎など
・円柱細胞の異常…慢性腎炎、ネフローゼ症候群など
・結晶成分の異常…腎結石、急性肝炎、閉塞性黄疸など
《尿比重》
【基準値】1.010~1.030
【異常があった場合に考えられる病気】
・尿比重が高い場合…糖尿病、ネフローゼ症候群、心不全、脱水症など
・尿比重が低い場合…慢性腎炎、腎不全、尿崩症など
《尿検査={尿タンパク}&{尿潜血}に異常がある時は・・》
《皮膚粘膜を元気にする植物性生薬=「衛気」を元気にしましょう》
「衛気」を元気にする植物性生薬=「黄耆」
《黄耆の薬理作用》=漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より
☆「補気升陽・固表止汗・利水消腫・托毒排膿」
※「黄耆」配合の漢方薬と言えば・・・《衛益顆粒》
☆第二類医薬品 イスクラ衛益顆粒Sの効能効果
身体虚弱で疲労しやすいものの次の諸症
虚弱体質、疲労倦怠感、ねあせ
☆腎機能に異常がある時は「衛気」を元気にしながら補腎薬を併用します。
※「出血(潜血)」がある時には「田七人参」を活用します。
田七人参の薬理作用=漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)
☆「止血・祛瘀・消腫・止痛」
一つの生薬エキスで止血と活血という相反する二つの作用を持ち、同時に腫れを治し、痛みを治す作用もある伝統生薬です。
☆日本では薬局サプリメントとして漢方専門薬局で薬剤師が対面販売しています。
※西洋薬は肝臓で解毒し、腎臓で濾過しますので服用する西洋薬の種類とmg数が増えれば増えるほど、肝臓の腎臓の負担が大きくなります。
腎臓は命の根源、補腎薬と活血化瘀で保護して下さい。
※詳しくは当薬局の薬剤陣にご相談下さい(要予約)。