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《動物性生薬配合の名薬が消えた!》

佐藤宣幸

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テーマ:漢方薬アラカルト

《かの名薬「至宝三鞭丸」が休止・・消滅?》

《「蝋皮丸から小粒丸薬」になった「至宝三鞭丸」》

至宝三鞭丸
※これが昭和の時代、当薬局の爺様薬剤師が若い時に先代に言われるまま中国へ中成薬の研修に行った時、初めて見た「蝋皮丸」が、この「至宝三鞭丸」でした。
この「蝋皮丸」、言われるままにモグモグ噛んで食べたらお腹の中からポカポカ温かくなるのと元気が盛り上がるのが体感出来ました。
《これが「動物性生薬」の効果なのかとビックリして本格的に動物性生薬を学ぶようになりました》

《「蝋皮丸」~「小粒丸」に変更》

至宝三鞭丸
《今の「至宝三鞭丸」、これが今回「販売休止」と連絡有り》

《当薬局に備蓄している「至宝三鞭丸」について「お願い」!》

※先の供給が未定なので「継続のお客様」限定と、させていただきます。
※提供再開となるまで暫し、お願い致します。

《「至宝三鞭丸」の魅力とは・・》

《至宝三鞭丸の「三鞭」のパワーはスゴイ!》

至宝三鞭丸

至宝三鞭丸

至宝三鞭丸
※この三種類の動物の性器を「三鞭」として配合しています。
この漢方蝋皮丸が考案されたのは時の権力者の子孫繁栄が目的とか。
当時は一夫多妻制で、権力者の中には施政は重臣の任せて子孫繁栄に勤しむタイプが愛用したと思われるのが《補腎剤=精力剤》と思います。
なにしろ当時は《バイアグラ・レビトラ・シアリス》などの化学薬品の存在は皆無でした。

《現在、販売中の「蝋皮丸」タイプの漢方薬》

《杞菊地黄丸》

※「顆粒タイプ」もありますが当初は《蝋皮丸》、安定したら《顆粒》
蝋皮丸 杞菊地黄丸
杞菊地黄丸

《双料参茸丸》

双料参茸丸
双料参茸丸

※これらの《蝋皮丸》タイプの漢方薬については他のコラムに載っています。

※動物性生薬には限りがありますが各メーカーは供給に努力していますので暫し、お待ち下さい。

※補腎は《アンチエイジング》・《認知症予防》・《抗老防衰》などに活用できます。

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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