御守り薬
《「貧血」にも動物性生薬は効きます》
《動物性生薬=「阿膠」ってナニ?》
◇阿膠はもこの驢馬から生成します。
※動物性生薬=《阿膠(アキョウ)》は、驢馬皮の膠です。
◇これが干し固めた《阿膠》
※多々ある「阿膠」の産地の中で最高峰の阿膠と称されているのが《三東阿膠》です。
◎当薬局の爺様薬剤師が昔、中国に漢方研修に出向いた時に現地で購入した物。
※動物性生薬=《阿膠の薬理作用》・・阿膠を含有する漢方薬の効能効果ではありません。
◎漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より抜粋
《阿膠》性=平 味=甘 帰経=肺・肝・腎 補血、止血、滋陰、潤燥
《「阿膠」を含有している漢方薬=「婦宝当帰膠」》
※「お湯割り」で服用する液状漢方薬
※効能効果
更年期障害による下記疾患
冷え症、貧血、生理不順、生理痛、腹痛、腰痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴り
《「阿膠」を含有している漢方薬=「黄連阿膠湯」》
※炎症の強い皮膚疾患にも応用できます
※効能効果
冷えやすくのぼせ気味で胸苦しく不眠の傾向のあるも、体力中等度以下での次の諸症
鼻血、不眠症、皮膚のかゆみ、皮膚炎・かさかさ湿疹
《動物性生薬=「鹿茸」ってナニ》
◇鹿茸(ロクジョウ)は、鹿の生育した角ではなく切ると血の出る幼角
※動物性生薬=《鹿茸の薬理作用》・・鹿茸を含有する漢方薬の効能効果ではありません。
◎漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より抜粋
《鹿茸》性=温 味=甘、鹹 帰経=肝・腎 温腎補陽、強筋骨、健胃、生精補血
《「鹿茸」を含有している漢方薬=「参茸補血丸」》
《「飲むカイロ」と呼ばれている漢方丸薬=「参茸補血丸」》
※効能効果
次の場合の滋養強壮
虚弱体質、肉体疲労、病後の体力低下、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症
《漢方薬の効果の証は・・・?》
※血液検査値は体の鏡
※多くの方々は「漢方薬は長く飲まないと効果がわからない」と言われますが、漢方薬を服用する前の血液検査血と漢方薬を100日程度、服用後の血液検査値を比較したら一目瞭然。
特に、貧血度合いは数字で確認できます。
※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。
その時に「お薬手帳」&「血液検査値」などがあれば御持参下さい。
※「養血」&「活血化瘀」はアンチエイジング・美肌維持にも活用出来ます。