かかりつけ薬局・薬剤師
《患者に出しても医者が自分では飲まない薬》
今朝、開局と同時に『処方せん』を持ち込まれた町内のご隠居さん。
開口一番「ノブユキさん、ワシが飲んでいる薬、こんな事が書かれとるが飲んでいてエンカイノ?」と。
小生曰く「おっチャン、ナンナ」。
これは、ご隠居さん(小生が幼少の頃、何回も頭を小突かれて怒られた頑固オヤジ殿、今は仏様のようにヤサシイ)が持ち込まれた雑誌の一部です。
ナニナニと見てみますと『プラビックス』の事らしい。
確かに、ご隠居さんは服薬されています。
ああ、この週刊誌か・・・。
そういえば最近、同様の相談が増えている原因のようです。
私自身は平素から化学薬品は飲まない主義ですが薬剤師として当薬局に持参された『処方せん』については薬剤師の職能に基づいての『服薬指導』をしています。
でも心の隅では脳梗塞や心筋梗塞の原因は『瘀血』ですから『予防と治療』には『活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)』が一番と思っています。
ですから、このご隠居さんには『おっチャン、いつも言っているでしょう。朝食は喫茶店でGI値(グリセミックインデックス)が高い添加物だらけの食パンにプラスチックオイルと言われているマーガリンをベッタリ塗ってから白砂糖を振りかけて食べながら、ショートニングと界面活性剤とカラメル色素と香料タップリの合成ミルクを注いだ珈琲を飲まずに「御飯・味噌汁・糠漬け」を食べていたら主治医の先生はドンドン薬を減らしてくれるから』と言いながら主治医が処方された内容を調剤します。
元々、このご隠居さんは動脈硬化指数が6ほどもあり結果が心筋梗塞発症でした。
奥様は『御飯・味噌汁・糠漬け』ですので動脈硬化指数は3程度で薬とは当薬局の漢方薬だけです。
せっかく奥様が毎日、美味しい和食を作ってくれているのに何故か外食・コンビニが好きな爺様なのです。
『処方せん薬』の殆どは『石油』から合成されていますのでダラダラ服用には相応のリスクが伴います。
この週刊誌の記事が気になるのであれば、まずは『正しい食事=正食』を実践しながら西洋薬と共に『漢方薬』や、薬剤師が推奨している『エビデンス(evidence)=確証』のある健康食品を利用して一日でも早く主治医が処方されています薬の種類が、そして濃度(mg数値)が減るようにしましょう。
ちなみに、このご隠居さんは『活血化瘀』に役立つ『動物性生薬=䗪蟲(シナゴキブリ)・水蛭(ヒル)・虻(アブ)・蚯蚓(ミミズ)』
の蚯蚓(ミミズ)と田七人参、そして毎日の食事を『正食』に近づけるための『 バイオリンクBCEx顆粒』を今日からスタートされました。
『 バイオリンクBCEx顆粒』はご隠居様の奥様が長年飲んでいます。