株式投資に学ぶ自社事業撤退のタイミング
倒産に決まった定義はありません。
私なりの定義は
「信用を無くし
支払うべき資金を
調達できない状態」
これを倒産と呼んでいます。
従って
支払手形の決済が出来ない(又はジャンプ)=倒産
従業員に給料が払えない(又は遅延)=倒産
仕入先に支払いが出来ない(又は遅延)=倒産
税金が払えない=倒産
社会保険が払えない=倒産
金融機関に返済が出来ない=倒産
これらは全て倒産です。
一般的には
弁護士に法的処理を委任することを以って倒産と呼んでいますが
実はもっともっとその範囲は広いのです。
よく
「倒産の瞬間ってどうなるんですか?」と聞かれますが
いつも答えは同じ
「何も起こりません!支払えなかったという事実だけげ起こります。」
と答えています。
過去に何度か倒産の現場に立ち会ってきましたが
実はその瞬間はいつも淡々とそして粛々と
何も起こらず時間だけが過ぎていきます。
倒産に対する昔からのイメージ
取り立て
脅迫
暴力
命に代えて。。。
なんていうのは考えが古過ぎ
そして勉強し無さ過ぎです。
国が廃業支援を行い
金融機関が最大限の支援を約束している今
前出のようなことは起こりません。
相談相手を間違えず
手順を間違えず
只々不安に苛まれることなく
着実に対応して欲しいと思います。