赤字会社脱出の妙薬
中小小規模の企業に足りないものは「人財」です。
ただいるだけの「人材」ではなく会社を繁栄に導く「人財」
この不足感たるや凄まじいものがあります。
そんな中
金融庁が昨年秋から地方企業への人財のマッチングを始めています。
中小企業に大企業やメガバンクで働く人材を紹介してくれるのです。
この相談相手は「金融機関」や「提携人材紹介会社」です。
金融機関に欲しい人財を依頼して
金融庁が委託している地域経済活性化支援機構(REVIC)が管理するシステムで
人材紹介業を担う地域銀行と信用金庫、提携人材紹介会社が探してくれるという流れです。
金融庁は中小企業の事業転換や事業拡大を後押しし
地域金融機関は紹介した地方企業との関係強化を図ることが出来る。
しかも採用となれば補助金も使えるといった具合です。
大企業としても不要となった(ん?)社員のセカンドキャリアの確保として使え一石二鳥(三鳥?)の施策となっています。
良い人財は直接人材派遣会社や紹介会社に登録しさっさと転職しているだろう
なんてことを考えることなく
中小企業が数社で協力してひとりのキャリアを雇うなどの工夫をすれば
良い人財を迎え入れることも可能になります。
人財不足に悩んでいる暇はありません。
喉から手が出るほどに欲しい人財は自ら行動して獲得したいものです。