「先生の言っていることはもっともだし理想ですよね(-_-)

過日某セミナー会場にてセミナー後の個別相談が有りました。

「先生の今日の内容はもっともだし理想だと思います。
でもね、現実はそう簡単にいかないんですよ。
元請けは安くないと承知してくれないし
自社よりも安い金額で見積もりする会社も後を絶たないのが現状です。
それでも気長に経営の基本からやらないといけないんですか？」

「教えて貰って良いですか？会社は赤字ですか？」
「赤字ではないですがやっとやっと動いています」
「受注できないのは公共工事ですか？民間ですか？」
「公共工事です。民間は元請けですから。。。」
「公共工事と民間工事の比率は何割ずつですか？」
「２：８です。公共が２、民間が８です。」
「なら、公共工事を切り離す必要が有りますね。過去にも民間工事が多いときに利益が出ていたはずです。」
「その２割の公共工事を外す勇気が湧かないのです。」
「営業力に不安がある訳ですね。営業研修などトレーニングしていますか？」
「どうやって良いか分からないです。」
「どうやら解決すべき課題が浮かび上がってきたようですね。」

「結局は甘えだったのですね。営業力を付ける努力をします。」
そう言って個別相談は終了したのでした。