倒産を決めつけないで!
加賀電子という会社があります。
この会社の金言は『在庫は罪庫』だそうです。
因みにこの会社の創業者は石川県出身です。
「在庫」は、近い将来売れるものです。
従って、過去の経営においては『資産』と理解されてきました。
しかし、売れなければ単なる金食い虫、利益崩しの元凶になるものです。
にもかかわらず、資産だ、資産だ、と言って
自分の経営失敗を隠す術にさえ使ってきました。
在庫は罪庫なのです。
現代は、必要なものを必要な分だけしっかり管理して
仕入れる、作る時代です。
沢山仕入れた方が安いのは百も承知です。
しかし、一個売れ残ることによって
どれだけのマイナスが生じるかを考えることが
現代の経営です。
『在庫は罪庫』この言葉を深く理解し
たった一個の罪庫も持たないように創意工夫したいものですね。
お金が足りない、利益が足りない会社こそ
在庫管理を徹底したいですね。