仕事と育児・介護の両立支援制度の改正案

2024年1月15日

テーマ：法改正

コラムカテゴリ：ビジネス

※本日の記事は、どの業種・事業所でもご参考をいただけます

働き手の減少により、人員の確保が難しくなってきています。

現在働いている労働者が離職しないようにするのも、
労務管理では重要になっています。

政府の検討部会では、仕事と育児・介護の
両立支援制度の改正案が示されました。

・子が3歳になるまでの短時間制度に、
　1日5時間や週3日勤務の制度なども望ましい

・子が3歳以降小学校就学前までの両立支援として、
　従来までの短時間勤務以外に、
　始業時刻などの変更や新たな休暇の付与など
　2項目を制度として事業所で設け、選択ができるようにする

・子が3歳になるまでに利用できる制度を
　労働者に対して制度の説明と取得意向を
　確認するための面談などの実施の義務

・小学校就学前の子の入園式などにも
　子の看護休暇を使うことができ、
　小学校3年生が終わるまで利用できるようにする
　（子の看護休暇の名称も見直す）

などが示されています。

具体的には、来年の国会で審議・法改正される予定ですが、
法改正があるということは、
仕事と育児・介護の両立ができる職場環境づくりが
事業所では求められています。

～こちらの記事も、続けてご参考ください～
・介護職員の働きやすい職場環境づくりの事例

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