これからは、いかに介護職員が定着するのかが、問われます。
少し前の資料になりますが、福祉医療機構が発表した
「「2019 年度「特別養護老人ホームの入所状況に関する調査」の結果について」
によると、
人材紹介会社を使って、介護職員を雇用した施設は29.2%にあたり、
雇い入れた介護職員1 人当たりの人材紹介手数料は59.7 万円とのことです。
人材紹介のシステムは、介護施設・事業所と介護の仕事に就きたい求職者を
いち早く結びつける手立てで、多くの施設・事業所が活用されています。
費用は多くかかるのですが、それでも活用する施設が多いです。
人材紹介会社の活用にあたっては、人材紹介会社が勧める内容ではなく、
求職者の考えと施設・事業所の考えが同じかどうかと言う点です。
採用後は、介護職員として働く上で、考え方や価値観が同じでなければ、
退職に結びつき、せっかくの費用が無駄になります。
もちろん、能力や意欲も見極める必要があります。
介護施設・事業所での人材不足は、徐々に解消されて来ています。
ハローワークなどの活用も、積極的に進めたいものです。
※福祉医療機構の資料
https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/191211_No008.pdf
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