不器用はハンデではない
自分の望むことから何が生まれるか
どうしてこの仕事をしているのか。
気が付けば、何十年になるのか。
外山 千鶴先生に憧れて
踊ることを始めて、振りかえれば一瞬のような気がするが
なんで?と問われれば、いろんな答えは出てくるし
このマイベストプロのコラムにも、アメブロのブログにも
そのことは書いている。
言葉で表現するのは難しいが、
踊りたくて、踊るためにもっと体が自由に使えるようになりたくて
いろんなことをやってきて、人が良くなっていくのを見るのが嬉しくて
その経過が気づけば、自分にとっての人生の
大きな柱のひとつになっていた、と言うのが
一番近いのかもしれない。
人の人生は様々で、人の数だけ、いろんな形がある。
「これがしたい」と思って、それに関わる人生を私は送っているが
どんな人生を送っても、自分の日々していることが
その方向性を決め、それが自分の支えになってくる。
うちの親は「そんなことより、将来に即つながることを習ったら?」
と、踊ることには賛成せず「やりたいことは止めへんけど、ご自分の甲斐性でどうぞ。」
と言っていた。
これは有難いことだった。
家庭のルールを守っていれば、自分のお金ですることは
何も文句を言われないのだ。
アルバイトしてレッスンに行き、大学を卒業して就職しても続けているのを見て
「それだけ大事なことなんやな」と
全面的に協力してくれるようになった。
それから母は私の全ての舞台を見に来てくれた。
亡くなる2週間前まで。
母の介護をしながら、母に見てもらいたくて決行したソロ公演は
私自身の大きな支えになった。
本当にしたいことは何があってもできる。
自分がしたいことに理由はいらない。
人にどう思われるかも関係ない。
自分の人生は自分のもの。
自分が心からしたいことを続けることが自分を支える。
「何が生まれるか」
自分がなりたい自分である。
自分がしたいことの集合体が自分か
「心ならずも」を繰り返した結果の自分か
それを選ぶのも自分である。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
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