鼻呼吸が出来ない、健康が損なわれる！　後鼻漏のご相談が多くなりました。

なんと後鼻漏でお悩みの方が多いか・・・・！
日本人と西洋人
体格が違い、鼻の形・大きさも違います。
悲しい時、西洋の夫人が鼻で涙をすすっている、
これは、「鼻筋の通った鼻」だから、目から鼻へ涙が抜けやすいからでしょう・・・！

日本と西洋を考えてみましょう
大陸型と海洋型気候と民族の違い
　　①湿度：乾燥型とじめじめ型　シャワーと風呂
　　　②考え方：能動的と受動的
　大陸型乾燥気候　狩猟民族侵略の歴史（自分の身体・財産は自分で守る）
　海洋型多湿気候　農耕民族運命共同体（運任せ・天任せ・自然との共生）
夜型生活・食生活の変化
　　①夜の摂食量が多い→脾胃の弱りから来る腎虚
　　 ②夜の摂水量が多い→ 冷たい飲み物による腸の機能低下、熱い風呂
　　　　により鼻粘膜のうっ血。腸管免疫が狂う・・・肺大腸系
　　③運動不足→呼吸機能の低下
　　④カルシュウムの慢性的不足→鼻粘膜の水分調節が出来にくくなる。
　　 ⑤蛋白質・油脂肪の過剰摂取→炎症性疾患が発病しやすい。
育児の知恵が伝承されていない
　　　おしゃぶりの効用（鼻呼吸の鍛錬と顎の強化）　　
　※昔は（国民総栄養不良状態）蛋白質不足が蓄膿の原因でした。
鼻の病気は人間の進化による宿命的病気であることを認識する必要があります。
鼻呼吸の大切さ、すべての病気につながると言う認識を持つ事です。
鼻構造と機能を理解し鼻呼吸・口呼吸の明確な差を認識しましょう。
　　呼吸＝エネルギー代謝の大部分を占める。
　　呼吸がだめになると健康が損なわれる。
　　生命を支えるエネルギーの場を回す（新陳代謝）→呼吸機能低下で健康が損なわれる
人間は言葉をしゃべることから口呼吸が出来る唯一の哺乳動物です。
人体の構造欠陥①は宿命
　　①直立二足歩行→歪み・鼻中隔湾曲
　　②口呼吸→酸素不足状態（鼻から吸った酸素の90％脳へ行く）
　　　　　　　　→扁桃腺の慢性炎症
　　　　　　　　→唾液の分泌低下→IgAが血中を回り腎糸球体つまらせる。　
　　　　　　　　　（日本人に多い糸球体腎炎や透析患者に多いIgA腎症）
　　　　　　　　→口呼吸は酸素取り込み効率が著しく悪い
後鼻漏や鼻の疾患は、体質から考える必要があることをご理解ください。



Die　Gind　Der　Hausarzt
　　　-あなたこそ主治医-
自分のことは自分が一番よく知っている。健
康もそうです。健康は、私たちの生活その
ものによって作られます。いささかでも皆さ　
まの元気で長生きのパイロット役をつとめる
事が出来ることは幸せです。
　　相談薬局アール堂　山野雅宏・千恵
漢方専門・相談薬局アール堂