建築士のインバウンドマーケティングの事例~海外から檜風呂の注文が!
おはようございます、副校長の三宮です。
暖かくなったと思ったら真冬の寒さに逆戻り。インフルエンザも流行しているようですが皆様お元気にお過ごしでしょうか。
先日のコラムでは1月18日に開催された大阪商工会議所での「インバウンドおもてなしサポートセミナー」についてお知らせしました。今日は詳しい内容をレポートしたいと思います。
大阪商工会議所で「インバウンドおもてなしサポートセミナー」が
まずは、訪日外国人観光客の現状 から。
これは日本政府観光局発表の訪日外国人観光客総数の推移です。
•2012年 8,358,105人 (前年比34.4%増)
•2013年 10,363,904人 (前年比24.0%増)
•2014年 13,413,464人 (前年比29.4%増)
•2015年 17,964,400人 (前年比47.5%増)11月現在
•2016年 20,000,000人?
先週からの春節にも大勢の中国人・台湾人観光客が日本に来ていました。2016年の予想2千万人は軽く達成するものと見られます。
続いて、なぜ外国人観光客がこんなにたくさん日本を訪れるか、人気の秘密を参加者の皆様と一緒に探りました。
次に日本を訪れた外国人観光客に、日本のファンになって帰ってもらうためにはどうすればいいか。事例をもとにお話しました。たとえばトリップアドバイザー大阪のベストレストランランキング第3位の懐石たま(西区立売堀)では、英語のクチコミに英語で返信をすぐに返しています。平均1万円のコースと決して安くはないのに大人気の理由はここにあるのではないでしょうか。
同ランキング5位のお好み焼き「きじ」(梅田スカイビル)については、私自身が人気の理由を知りたかったので実際に行ってみました。日曜の午後4時に行ったのですが既に店外には長い行列が!店に入るまでに40分待ちました。その間に周囲から聞こえてくるのは、韓国語・中国語・英語・フランス語など、まさにグローバル。一瞬どこの国にいるのかと思うほどでした。
ここでは英語のメニューはないし、英語を話せる店員さんもいません。それなのになぜこんなに大人気なんでしょうか?英語のクチコミにも「英語のメニューはないよ、それに1時間は待つけどその価値はある」という内容のものが多くなっています。
私の観察結果と人気の秘密の結論が知りたい方は、どうぞメールでお問い合わせください!
続いては、大阪の飲食店、ホテルでは現在どんなことが起こっているのかを私がコンサルティングに入らせていただいている事例からご紹介しました。
おでん屋の事例
中規模ビジネスホテルの事例
大規模高級ホテルの事例
居酒屋の事例
ステーキハウスの事例
釣具屋の事例
つまり、異文化コミュニケーションに最も大切なことは?これがこのセミナーで私が最もお伝えしたかったことです。 続きはまた次回をお楽しみに!
神戸ビジネススクールでは、翻訳や英語版ホームページの成作などの外国語に関するコンサルティングサービスを提供しております。インバウンドマーケティングや海外展開をおこなう際にお困りごとがありましたら、是非お気軽にご相談ください。
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