英語で電話がかかってきたら!?~電話応対のための研修、承ります
前回では、新入社員向け英語研修での最初のステップ「あいさつ」「自己紹介」「仕事、出身地」の3つについて説明しました。http://mbp-japan.com/hyogo/kobebs/column/43425/この3つは簡単なようでいて、意外と奥が深くて難しいものです。しかも、会ったばかりの相手に自分の印象を与える決め手となる最初の10秒間ですから、もう一度確認しておきましょう。間違って覚えている人も多いので、これを参考になさってください。
1 あいさつ
通常は、相手と顔を合わせたときに握手とともに次のように言います。学生どうしのパーティではありませんので、フォーマルで丁寧なものにしなくてはなりません。 "Hi" はくだけすぎなので、こちらからは使わないようにします。朝なら"Good morning." を使うことが多くなりますが、"Hello."は時間に関係なくいつでも使えます。
F = Freshman V = Visitor
F. Hello, my name is Junichiro Tanaka. Please call me Jun.
V. Hello Jun, I'm John Smith.
F. Nice to meet you.
V. Nice to meet you too. (ここで握手)
このように、自分の名前を述べてから"Nice to meet you."につなげるやり方が一般的です。"My name is..."と"I'm ..."ではどちらが良いのか、というのはネイティブの間でも意見が分かれるところです。一般的には "I'm..."がよく使われますが、"My name is..."の方がフォーマルであるという意見が多いようです。こちらが目下であることが明らかな場合は、その方が無難かもしれません。
日本人の名前は、外国人には長すぎて発音しづらいことが多いものです。聞き取りやすいように、ゆっくりはっきり発音しましょう。ファーストネームで呼んでほしい場合には、ニックネームとして短縮したものを出すと良いと思います。(淳一郎→ジュンなど) しかし昨今は、日本文化を尊重して「自分だけが相手をファーストネームで呼ぶわけにはいかない」という在日外国人も多くなっています。そのあたりは、状況を見て判断するとよいでしょう。
握手に関しては、日本人は慣れていないので案外むずかしいものです。好感を持ってもらうためには、正しいタイミングで堂々と、笑顔で握手することが肝心です。たかが握手、されど握手。近々刊行される当社の「ビジネスコミュニケーションに本当に役立つ英語」にその詳細がありますので、興味のある方は是非お買い求めください。発売日は今月末を予定していますが、確定次第お知らせいたします。
http://mbp-japan.com/hyogo/kobebs/column/43580/
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