Mybestpro Members

須田泰司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

遊びと社会性

須田泰司

須田泰司

テーマ:人間関係

「遊びと社会性」

集団で遊べるようになっていくのは、「遊びの能力」が高まっていくからです。
その遊びの能力は、さまざまなことに関心を示し、遊ぶための工夫を行う力から「創造能力」が、他の子どもに働きかけたり応答したり、楽しく協力しあう力から「相互作用能力」が、役割やルールを理解し、それに添って遊べる力から「組織的行動能力」が、それぞれに絡み合ってのものです。
そしてそれぞれの能力が育ち高まっていきます。
個人としてだけでなく、友だちと楽しくやり取りをし、みんなで決めたルールを守って遊べる能力を得てはじめて、次第に社会的な存在になっていけるし、社会性が育っていきます。
子どもの頃に、養育者との愛着関係を基礎に、同年齢の子どもとの遊びを通じて、人なつっこさや社交性を獲得することは、将来の集団生活の中で、いかに適応的で社会的な人間に育っていくかということと強く結びついています。
遊びの構造は、「なにもしていない」→「傍観する」→「ひとり遊び」→「平行遊び」→「連合遊び」→「協同遊び」へと、人と関係を持つ量・質と密接に関係しています。
どの段階にいますか?

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

須田泰司
専門家

須田泰司(スクールカウンセラー)

京口カウンセリングセンター

各年代でおこるさまざまな、こころを中心とした悩みに、じっくり耳を傾け、具体的に対応していく機能を備えています。専門的な人材を配し、利用者の状態を客観的に把握し、見立て・方針を具体的に提案します。

須田泰司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

日本臨床心理士資格認定協会の認定プロ

須田泰司プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼